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青木 安純

大工

「基本からしっかりと学びたい」との思いで、独学から田中建築へ。毎日大工ができる喜びが成長に

大工歴は5年ほど。でも、専門的に勉強や修業をしたわけではないんです。

もともとものづくりに興味を持ったきっかけは、高校卒業後に入社した会社でした。店舗の什器などをつくる木工部門に携わり、木を扱う面白さを知ったのですが、社内の事業見直しに伴ってその部署がなくなることに。そこで、木工やものづくりの仕事を続けたいと考え、設備会社へと転職しました。

その会社で大工として働き始めましたが、実はそこには教えてくれる親方がいなかったのです。水回りのリフォームを中心に、キッチンの組み立てや外構工事など幅広い施工を手がける一方、自分で調べながら独学で技術を覚えていく必要があり、手探りの仕事のなかには「本当にこれでいいのかな」と疑問を抱くことも。経験を重ねるほど、基礎からきちんと学びたい、大工としてもっと技術を高めたいという気持ちが強くなっていきました。

「やはり一番やりたい仕事は大工だな。だったら、基本のキを身につけたうえでしっかりと仕事をしたい。大工一本に集中できる会社で、大工を極めたい」

そんな希望を抱き、求人サイトを通して知ったのが田中建築でした。さらに、取引をしていた共通の材木屋さんの言葉も応募の後押しになりました。

「自分が今までこの地域で見てきたなかで、一番いい家を建てているのが田中建築さん」

そこで、田中建築の会社説明会に参加し、担当した専務の大川さんの実直な人柄や本格的な大工仕事に携われる環境に惹かれ、入社を決めました。2025年9月に入社し、今は約1年が経ちました。

現在は3~4人の大工で、新築やリフォームの現場を担当しています。心がけているのは、作業の内容を理解し、丁寧に確実に施工すること。図面を見て完成形を頭に描き、そこから逆算して、今の作業は全体のどの段階にあたるか、次に何が必要かを考えています。

また、独学だったがゆえに今は親方から指摘を受けることも多く、初めて知ることも少なくありません。そのため、押さえるべきポイントを自分なりに整理したうえで、親方や周囲に確認するようにしています。やはり1から10まで聞いていたら勉強にならず、自ら考える力もつきません。建築の現場はひとつとして同じ状況がないため、考えることで応用力と自分の引き出しが増えていくと実感しています。

そのうえで、決して家づくりは一人ではできないからこそ、大工同士で意見を出し合うことも大切にしています。田中建築では「実際に使うお施主さんのことを考え、いい家を作ろう」という意識を皆が共有し、自然と努力していることが伝わってきます。

「自分も田中建築で恥じないよう、コミュニケーションを大事にしながら成長していきたい」

その思いを胸に、今は日々仕事に向き合っています。また、年齢が近い大工も多くて働きやすく、職場の雰囲気のよさも田中建築の魅力だと感じています。

そして何より、毎日大工の仕事ができること自体が、今の一番のやりがいです。

「自分で手がけた建物が目に見えて形になっていく過程を見るのは面白い。だから大工の仕事はやめられないな」

そんな醍醐味を味わいながら、地味な作業の繰り返しであっても、壁や床などによって見えなくなる部分も、丁寧に確実に仕上げていきたいです。

なお、こうした仕事への向き合い方の根底には、失敗しても挑戦してきたこれまでの経験があります。幼少期から高校生になるまで続けたサッカーでは、上手なタイプではなかったため、失敗を生かしながら何度も挑戦してきました。前職でも苦労が多く、歯を食いしばりながらも現場に合わせて施工を考えるリフォームで判断力を培ってきました。

今はその姿勢をもとに、毎日確実に仕事を積み重ね、現場を任せてもらえる親方になることが目標です。

そして、仕事だけでなく家庭でも新しい生活が始まりました。田中建築への入社と同時に子どもが生まれたのです。それまで休日は釣りや焚き火をしたり、一人でバイクに乗ったりと、一人遊びが好きでしたが、今は子育ても楽しんでいます。大工としても父親としても、一歩ずつ経験を重ねています。

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