スタッフ・パートナーSTAFFS PARTNERS
柳澤 博志
不動産事業部
お客様の土地探しのアドバイスをし、しっかりとした説明で営業をサポート
田中建築は2020年5月に不動産事業も開始しました。不動産業を営むためには宅地建物取引業免許と宅建士の資格者が必要です。そのため、私は顧問として不動産事業部を担当しています。田中建築のことは会長の代から知っていて、社長のことも以前の仕事の関係でよくわかっていることが縁となりました。
不動産業を始めたことで、田中建築ではこれまでは不動産業者を介して行っていた土地探しや土地売買も自社でできるようになりました。宅地建物取引業協会から不動産情報も取得できるようになり、よりお客様の求める土地が探せる環境になっています。
そうしたなかで私の仕事は、営業(アドバイザー)の土地探しに同行し、家を建ててよい土地か判断したり、農地から宅地に転用する場合には農地転用許可の営業サポートをすること。また、実際に営業がお客様に土地をお見せしながら紹介する「土地探しツアー」にも同行し、土地の特徴やメリットのほか、土地に関する規制や法律上の制限事項なども説明しています。
このほか、田中建築が所有する土地は重要事項があるため、私がご説明しますし、モデルルームに適した土地探しも私の担当です。
心がけているのは、お客様の優先順位を整理して土地を探すこと。たくさんのご要望を全て満たす100%満足の土地を見つけることはほぼ不可能です。ですから、お客様と話しながら何を優先しているか考えながらアドバイスをしています。また、2019年の台風19号(令和元年東日本台風)以降、洪水や地滑りなど自然災害に非常に敏感になっている人が多いため、ハザードマップも意識した土地探しに努めています。
こうした業務を通じて私が田中建築に感じていること。それは、
「田中建築は伸びしろが多くある、とても面白い会社」
ということです。インターネットによる情報発信に力を入れていますし、自然素材を使っているという独自のアピールポイントをしっかり持っているのも強みです。もちろん、自然素材を使う同業他社はありますが、情報発信をしっかりと行い、土地探しから、家を建てるまでの流れがお客様のことを考え体系化されているところが田中建築の良さです。
そして、従業員がみんな若いのも大きな魅力ですし、実際に田中建築で家を建てた人が社員として働いているのも、満足の住宅が建てられたからこそ。
自社に大工もインテリアコーディネーターもいることも、お客様の納得の家づくりにつながっていると思います。
そんな田中建築で印象的だったのが、自由闊達に言いたいこと言い合える風通しのよい雰囲気です。毎週の会議ではみんなで顔を合わせ、「もっとこういうやり方のほうがいい」と改善点を見つけ出して進歩していくところに成長性を感じます。
社長も信念を持っているタイプで、社員を積極的に雇って会社をよくしていこうという気概があります。若い大工を雇用して地場の工務店が力つけていくことは、業界を盛り上げていく原動力になります。
一方で、私自身は不動産や宅建の知識はありますが、住宅ローン関係や建築基準法・都市計画法など、家づくりに必要な知識はまだまだ身につけないといけません。知識の向上に対する努力は誰にも負けないと思っているので、今はお客様が必要とする知識を得ようとインターネットも活用して勉強中。お客様の疑問に答えられないとお客様にも会社にも迷惑をかけてしまうため、一から勉強しています。
休日の楽しみは妻と図書館に出かけることです。読んでいる本は推理小説が中心ではありますが…。とくに藤沢周平が好きで、飽きるほど読みました。ほかに、中山七里や柴田よしき、池波正太郎の時代小説も好きです。そして、最近は温泉巡りにもハマっていて、長野や近県の温泉を楽しんでいます。