スタッフ・パートナーSTAFFS PARTNERS

藤沢真一

現場監督

二級建築施工管理技士

正解がないからこそ、難しくも面白い建築の仕事。新しい素材や仕様を常に追求し、よりよい提案でお客様の満足度向上を

昔から建築に興味があり、高校卒業後は建設系の専門学校に進学しました。その後、ハウスメーカーに就職。しかし、アパレルへの興味もあったことから、心機一転、退職してセレクトショップを開業しました。13年間、店を経営し、再び建築業界に戻ってきたのが数年前です。

当初、勤めていたのは、鉄骨造の大規模建築も手がける地元の建設会社。現場に常駐して施工管理をしました。そこから転職し、木造建築を手がける小さな住宅会社へ。従業員が少ない会社だったため、現場監督だけでなく、大工や塗装、左官など、広く浅くながらもひと通りの仕事を経験しました。

そんなとき、下請けの職人さんから聞いたのが、田中建築の話です。

「社員を募集している、田中建築といういい会社があるよ」

実は、社長の田中はかつて私が働いていた建設会社のOBだとも聞いていたので、気になっていました。そこで面接に訪れると、お互いに周囲から話を聞いていたこともあって意気投合。

「すぐに現場管理をお願いしたい」

そう言っていただき、入社しました。

現場監督として、材料の発注や現場の段取りのほか、工程管理や安全管理などに努めています。あくまで私は現場の大工のサポート役。施工のメインは大工さんなので、いち早く仕事に慣れ、今後は現場でお施主さんとのやりとりのフォローなどもしていけたらと思っています。

それに、この仕事は正解がないのが難しいところであり、面白さでもあります。「本当にこれでよかったのかな」と考えることもありますが、現場ごとに常に違う状況下で、限られた予算内でベストを尽くすことは大切にしています。

そうしたなか、感じることがあります。

「田中建築は常に成長している会社だ」

ということです。家づくりの価格帯やデザイン、構造や断熱などには自信をもって取り組んでいることを感じます。また、社員の皆さんがお客様にも社内に対しても、親身になって考えてくれるのも田中建築の魅力です。社内の雰囲気もよいので、私は現場に出ていることが多いのですが、もっと社内でもコミュニケーションを図っていけたらと考えています。

協力業者の職人さんたちもいい人ばかり。年齢差がある方もいますが、わからないことは聞くと快く教えてもらえます。個人的に新しい材料などを勉強することが好きなので、職人さんから最新事情を聞くことも。

「今度、こういう素材が出るんだよ」「この新しい材料を使ってみたい」

そんなふうに知識の引き出しが多かったり、新しいことに挑戦する気持ちが強い方には、職人としての心意気を感じます。それに、実際に新素材を試せるのもこの仕事の面白さ。もちろん、お客様に満足していただける家づくりは大前提ですが、いずれ、私から社内にそうした新素材や新しい仕様を提案していけたら、とも考えています。新しいものを追求し、よりよい提案をして、一生懸命仕事に取り組むことでお客様の満足度を上げていくことが目標です。

休日はもっぱら家で畑仕事をしています。母と妻が花農家として主に仏花を栽培しているので、その手伝いです。また、地域の組長を務めているので、月一回、公民館事業でソフトボールやマレットゴルフ、花火大会など、さまざまな行事にも参加しています。プライベートでは、昨年からはじめたゴルフの上達が目標。新型コロナウイルスや役員の仕事が落ち着いたら、好きな旅行も楽しみたいです。

他のスタッフ