ブログBLOG

代表取締役 田中 慎也

NEW

2026.08.05

長野で注文住宅を建てるには、全部でいくら必要?

こんにちは!
「長野に暮らす、長野と暮らす」
田中建築株式会社 代表の田中慎也です。

「家を建てるには、全部でいくらかかりますか?」

家づくりのご相談で、最も多くいただく質問の一つです。住宅会社の広告を見ると「建物価格〇〇万円」と表示されていますが、実際に家を建てて暮らし始めるためには、建物以外にもさまざまな費用が必要です。そのため、家づくりでは建物の価格だけでなく、土地や外構、諸費用まで含めた総額で考えることが大切です。

家づくりに必要なのは建物代だけではありません

注文住宅を建てる際には、一般的に次のような費用が必要になります。

・土地の購入費用
・建物の工事費用
・地盤調査、地盤改良費用
・駐車場や庭などの外構工事費用
・登記費用や税金
・住宅ローンの手数料や保証料
・家具、家電、カーテンの購入費用
・引っ越し費用

土地と建物以外の費用を合計すると、計画の内容によっては600円ほど必要になるケースも珍しくありません。

田中建築で30坪の家を建てる場合の目安

田中建築の注文住宅は、30坪の場合2850万円(税込)からが建物価格の目安です。そのため、家づくりに必要な総額は、次のように考えることができます。

建物価格2850万円+建物以外の費用約600万円+土地代

例えば、土地代が1000万円の場合は、2850万円+600万円+1000万円=総額約4450万円が一つの目安になります。

ただし、土地の条件や地盤の状態、外構工事の内容、住宅の大きさや設備によって総額は変わります。家づくりを始める際は、最初から少し余裕を持った資金計画を立てることが重要です。

長野県の家づくりは寒さへの備えも必要です

長野県で注文住宅を建てる場合、地域特有の気候も考慮しなければなりません。長野の冬は寒いため、快適に暮らすには、高い断熱性能や気密性能が求められます。地域によっては、積雪への対策も必要です。

建築費を抑えることだけを優先して断熱性能を下げてしまうと、住み始めてから暖房費が高くなったり、部屋ごとの温度差が大きくなったりする可能性があります。建築時の価格だけでなく、光熱費や将来のメンテナンス費用まで含めて考えることが、長野での家づくりでは特に大切です。

大切なのは「借りられる金額」ではありません

私が家づくりで最も大切だと考えているのは、
「建てられる金額」ではなく、「無理なく暮らし続けられる金額」で計画することです。

住宅ローンの返済は、家計の一部にすぎません。住み始めてからは、お子さまの教育費、車の買い替え、固定資産税、家の修繕費、老後の生活費なども必要になります。銀行から借りられる上限まで住宅ローンを組むのではなく、将来の暮らしに余裕を残せる金額で計画することが、安心できる家づくりにつながります。

田中建築では、すぐに間取りを作成するのではなく、まずはご家族の収入や生活費、教育費、将来必要になるお金を確認し、生涯にわたる資金計画を一緒に考えています。

補助金を活用できる可能性もあります

長野県には、県産材を使用した高性能住宅を対象とする「信州健康ゼロエネ住宅助成金」があります。断熱性能や省エネルギー性能、県産材の使用などの条件を満たすことで、補助金を受けられる可能性があります。

田中建築の住宅は、ほぼすべての建物が対象となる性能基準を満たしており、実際に多くのお客様が助成金を活用されています。最大200万円の助成制度ですが、満額を受けるための条件は厳しく、実際には120万円ほどの成を受けられるケースが多くなっています。

前期の4月15日募集分は予算上限に達しましたが、次回は11月1日から募集が始まる予定です。補助制度には予算や申請期限があるため、利用を検討される場合は、家づくりの早い段階で住宅会社に確認することをおすすめします。

家づくりは「総額」を知ることから始まります

家づくりは、一生のうちに何度も経験するものではありません。
だからこそ、「建物はいくらなのか」だけで判断するのではなく、

「土地や諸費用を含め、暮らし始めるまでに全部でいくら必要なのか」

を確認することが大切です。

早い段階で総額を把握できれば、予算の不安が減り、土地選びや間取り、住宅設備についても落ち着いて判断できるようになります。理想の住まいは、性能やデザインだけで完成するものではありません。ご家族の将来を見据えた無理のない資金計画があってこそ、建てた後も安心して暮らせる、本当に満足できる家になります。

長野で注文住宅をご検討の方は、まずは「自分たちの場合、総額でいくら必要なのか」を確認することから始めてみてください。

 

一覧に戻る