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代表取締役 田中 慎也

2022.12.17

知れば知るほど奥が深い、みどりの空間学

こんにちは!
おかげさまで創業73年。
自然素材の木の家専門店 田中建築株式会社
三代目 代表の田中慎也です。

12月15日に新建ハウジング(工務店のための専門メディア)が主催する設計塾がありました。

今回の講義は庭から考えるというものでした。

その中で、「みどりの空間学」という著書の作者である古谷俊一さんのお話がありました。建物とみどりをどのように計画し調和させるかというお話でとても参考になりました。

私たちも家づくりをしている中で、建物のデザインや間取りも大切ですがそこにプラスお庭もしっかりと計画することで、とても居心地のいいお家になることを実感しています。

ですがどうしても予算の関係やこちらが設計段階でお庭まで提案出来ていないことから、お庭は後回しになりがちです。これからは設計段階からしっかりお庭の計画もできるようにしていきたいと考えています。

写真の図面が今回私が設計したものです。

南西方向に前面道路がありその先には小麦畑が広がる自然豊かな敷地という設定でした。ですので、「三方向から外とつながる家」というコンセプトで設計してみました。

リビングから小麦畑が見え日射もしっかり確保するために大きな窓を南東、南西側に設けました。そしてどの部屋からも緑が楽しめるように、お部屋を配置しました。

評価はまずまずでしたが、賞を受賞するまでには至りませんでした。「今後は、さらに高度な次元で空間と庭をつなげるような設計をしなさい」という事でしたが、具体的には「ソファーに座ったときに庭をどのように感じるかを、天井の高さ、窓の大きさをイメージしながら考えなさい」という事でした。

設計の世界は本当に奥が深いです。

ですが、だからこそやりがいがあり、楽しい仕事です。次回は一月中旬に設計塾があります。また賞をいただけるように頑張ります。

 

私たち田中建築株式会社は、 「家づくり」を「幸せづくり」にするという信念があります。
それを実現するための方法は、ファイナンシャル・プランの見直しと自然素材をふんだんに使ってデザインされた木の家です。
同じ志を持った協力業者と共に お客様の思いに寄り添う、顧客密着の工務店です。

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