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代表取締役 田中 慎也
2024.03.04
太陽に素直な設計とは?
こんにちは。
おかげさまで創業75年。
自然素材の木の家専門店 田中建築株式会社
三代目 代表の田中慎也です。
太陽に素直な設計とは、今私が設計塾でお世話になっている「松尾設計室・松尾和也さん」の言葉を借りたものです。
これはどういうことかと言いますと、
「敷地の形状や方位、周辺建物の日陰などをしっかりと把握したうえで、建物の敷地に対する配置を決め、更に窓の大きさや位置もそれによって決めて設計する」
という事です。
こういったことをしっかりとすると、真冬でも昼間暖房がいらないくらい暖かいお家になります。もちろん断熱、気密もしっかりしたうえでのことですが。 また、夏の日差しも遮り、涼しいお家になります。
最近、お客様とお話ししているとハウスメーカーの方が断熱等級が高いという事を言われることがあります。確かに、断熱性能UA値だけ比べれば弊社よりも高いお家はあります。そこは、まぎれもない事実なので何もいう事はできません。
ただ弊社の場合は長い目で見てコスト計算をしていくと、断熱等級7よりも6~6.5が一番コストパフォーマンスが良いという結果が出ているので、断熱等級は6~6.5に設定しています。
では、弊社のような設計から施工まで行う工務店に頼むメリットは何でしょうか? その一つは、設計の自由度にあると思います。
本来、お家というのは建てる敷地やお客様の要望により、毎回違ったものが出来るはずです。私たちは、まず敷地を見て、方角や車をどのように駐車するのか、周りの建物の状況はどうか、景色がいいポイントはあるか、などをしっかりと把握します。そして、お客様の要望をプランに反映させていきます。加えて、空調計画もたてていきます。
そんな中で、お客様と意見が食い違うこともあります。
それは、こちらとしての経験や知識から「こうした方が使いやすく、長い目で見たときに経済的になる」などといったことです。そのことを説明し、それでもお客様の要望が別のところにある場合はそちらを優先します。そういったことを経ていくと、その敷地に合わせた、お客様の思いの詰まったお家が出来上がります。
それが、工務店と家を建てるという最大のメリットであり、醍醐味かもしれません。
加えて言うなら、断熱等級は6以上、耐震等級は3,気密性能 C値0.5以下(全棟気密測定実施)は絶対条件です。これを守り、「太陽に素直な設計」をすることが工務店としてお客様に提供する価値の最低ラインではないかと思います。
それぞれの工務店によって考え方は違いますが、弊社では、この「太陽に素直な設計」を価値として磨き上げていきたいと思います。
私たち田中建築株式会社は、 「家づくり」を「幸せづくり」にするという信念があります。
それを実現するための方法は、生涯に渡るお金の計画を立て実行すること、
自然素材を使ってデザインされた高性能な木の家を建てることだと信じています。
同じ志を持った協力業者と共に お客様の思いに寄り添う、顧客密着の工務店です。
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