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代表取締役 田中 慎也

2024.01.07

家づくりでのコスト削減3つのテクニック

こんにちは。
おかげさまで創業75年。
自然素材の木の家専門店 田中建築株式会社 三代目 
代表の田中慎也です。

新年、明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。

おかげさまで創業75年を迎えることが出来ました。
これからも「家づくり」を「幸せづくり」にするという信念を持って精進していきたいと思います。

また、1月1日に能登半島沖で地震があり大変な災害になりました。被災された方に心よりお見舞い申し上げます。

今年最初のブログは家づくりでのコスト削減テクニックのお話です。物価が上がり、材料費も高騰していることからお家づくりにかかるお金も高くなっています。そこで、本日ご紹介することをしていただきますとだいぶコスト削減になりますので是非ご検討ください。

 

1,窓の数を減らす。窓の大きさを小さくする。

窓の数を減らすことによって、当然ですがその分コストが抑えられます。また、窓を小さくすることでも同様にコストを削減できます。でも、そんなことをしたら家が暗くなって、開放感がなくなってしまうと思われがちです。そこで大切なのが、メリハリをしっかり付けるという事です。これは断熱性能や太陽のエネルギーをうまく取り入れたり、遮断するパッシブ設計にも重要なことです。

南面には大きな窓を設け、それ以外の東面、西面、北面にはなるべく小さな窓を設けることがこれからの家のスタンダードになります。また、吹抜けを効果的に設けることで、明るい空間ができ、更に開放的になってけっして暗い空間になることはありません。

是非そのあたりは、弊社のモデルハウスや完成見学会でご体感ください。

 

2、家の高さ、天井の高さをなるべく低くする。

家の高さ、天井の高さをなるべく低くすることによって、壁の面積が減ります。そうすることによって外壁の材料や断熱材の材料や内壁の材料費が少なくて済みます。ですから、コスト削減に繋がります。また、体積が減ることによって暖房や冷房にかかる光熱費も減らすことが出来ます。更に、家自体が低くなることにより、地震の時に地震力を受けにくくなります。一石三鳥の効果と言えます。

これもまた窮屈な家になりそうですが、こちらも吹抜けを設けるなどのメリハリを付けることによって解消されます。

 

3,ドアや扉の数を減らす

ドアや扉の数を減らすことによって、単純にコストを削減できます。最近はオープンな収納も多く採用されています。ウォークインクローゼットやシューズクロークも扉を設けないことが多いですが、そのようにすることで大幅にコストカットになります。

 

いかがでしたでしょうか、この3つをすることでコストは大幅に削減できます。また逆に絶対に削減してはならない事もあります。

それは、断熱性能を下げることと、耐震性能を下げることです。断熱等級は6以上、耐震性能は3以外は建ててはいけないと私は以前からお伝えしています。これを守らないと将来的に余計な光熱費や修繕費がかかります。ぜひそこは押さえて頂き、快適で幸せなお家づくりをしていただきたいと思います。

 

私たち田中建築株式会社は、 「家づくり」を「幸せづくり」にするという信念があります。
それを実現するための方法は、生涯に渡るお金の計画を立て実行すること、
自然素材を使ってデザインされた高性能な木の家を建てることだと信じています。
同じ志を持った協力業者と共に お客様の思いに寄り添う、顧客密着の工務店です。

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