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家づくりのこと

2019.06.11

長野|無垢材を使った注文住宅の注意点をお話しします!

最近、無垢材を使った注文住宅が注目を集めています。
無垢材を使った住宅はメリットが多く非常に人気ですが、傷がつきやすい点や変形しやすい点でデメリットもあります。
そこで今回は、どのような点に注意して建てれば良いのかについてご紹介します。

□無垢材とは
無垢材とは、森林で育った樹木の丸太を切ってそのまま住宅に使われる材料のことです。
一般的な材料は、複数の木材を貼り付けて作られています。
無垢材の対象となるのは、フローリングです。
無垢フローリングのメリットは断熱性が高い、肌触りが良い、香りが良いなどが挙げられます。
フローリングの上に寝転んだときに気持ち良いという理由で無垢材を選ぶ方は多いです。

□無垢材のデメリットと注意点
*傷がつきやすい
無垢材は天然の樹木をそのまま使用するため、柔らかい性質を持ちます。
そのため、子供がモノを落としたり、転んだりするとへこみやすくなってしまいます。
無垢材を選択した場合、床を傷つけないように配慮をして過ごす必要があります。

*変形しやすい
無垢材は、湿度が高いと膨張し、湿度が低いと収縮する性質があります。
こういった現象により木材の体積が変化し、床に隙間ができたり、床が曲がったり、ひび割れが生じる可能性があります。
隙間ができてしまうと、埃や小さなゴミが溜まる可能性があるので、掃除の手間が増えてしまうのも無垢材の注意点です。
しかし、無垢材は湿度を調整するはたらきもあるので、あまり心配する必要はないかもしれません。

*コストがかかる
無垢材は、普通の木材に比べてコストがかかります。
上質な丸太を使うことや手間がかかるという理由からどうしてもコストが高くなってしまいます。

*床暖房が設置できない
無垢材のフローリングでは、床暖房が設置できない、適用できないことが多いです。
冬の寒い季節に床暖房が欲しくなるという方もいるのではないでしょうか。
しかし、無垢材は暑い夏は涼しく、寒い冬は暖かくしてくれるという特徴もあるのであまり心配する必要はないでしょう。

□最後に
今回は、無垢材のデメリットとその注意点をご紹介しました。
どんなフローリングでも傷がついてしまうことはあります。
「変化を楽しむ」、「少々の傷は気にしない」ぐらいの気持ちで無垢フローリングの良さである肌触りや香りを享受するのがおすすめです。
ぜひこの記事を参考に、無垢材を取り入れてみてはいかがでしょうか。

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