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代表取締役 田中 慎也

2022.09.14

無駄なスペースをなくして部屋を広く見せよう!

こんにちは。 おかげさまで創業73年   自然素材の木の家専門店 田中建築株式会社  三代目 代表の田中慎也です。

レッドシダー

新築住宅で間取りを検討する際に、コンパクトでも広く感じる間取りにしたいという方は多いと思います。そんな間取りにするには、無駄なスペースを極力省くことが重要だと考えらえています。今回は、無駄なスペースを省くポイントなどをご紹介します。

 

コンパクトなのに広い間取りを作るためのポイントは大きく分けて2つあります。それは「無駄なスペースを削ること」と「優先度の高い部分はゆったりと作ること」です。 間取りを考えるときはメリハリをつけることが大切ですが、では具体的にどのような部分に気を配ればいいのでしょうか。コンパクトでありながらも広く感じる部屋にする方法をお話しします。

 

まず最初に考えなければならないことは、廊下や通路を極力なくすということです。例えば、階段の位置をお家の中央に配置することで、2階の廊下を短くできます。階段は1階との兼ね合いもあるので難しいですが、無駄なスペースを省くためには重要です。以前のブログでもお伝えしたことがありますが、クローバー型の間取りが一番廊下を短くできます。 次に玄関ホールに扉を設けず、直接リビングへ入る動線にするといった間取りです。こうすることで廊下もなくなり、扉も目に入らないので広く感じる効果があります。

 

人が広さを感じるのは視線が遠くまでとおることによるものです。例えば、リビングに隣接した和室に扉を設けず、でもなんとなく区切り感が欲しい場合には小上がりにしたり、下がり壁を設けたり、格子をつけたりするといった方法もあります。

 

この他にも、居室の入り口と収納の位置を近くするといったポイントがあります。こうすることで居室内の通路が減り、家具を置くスペースを確保することが出来ます。 無駄なスペースを削ったら、次に優先順位が低い部分を適正サイズにしていきましょう。玄関の土間部分の面積を少し小さくしたり、和室をリビングと一体化したり。

 

ポイントは最初から○○帖欲しいということではなく、どんな使い方をして、そのためにはどのくらいの広さが必要かを考えることです。こうすることで、優先順位が低い部分の面積を無駄に広くとることがなくなります。 最後のポイントは、リビングや収納スペースをゆったりつくることです。家の広さの印象はリビングの広さで決まるので、ここを優先することをおすすめします。

 

吹き抜けをつくることや、天井高を少し高くすることでより広く感じさせることが出来ます。逆に、部屋が散らかっていると狭い印象を与えるので、収納も適度に作るといいかもしれません。 さらに、家具の幅や高さなどでも部屋の広さの印象は変わってしまします。ローソファーなどは部屋を広く感じさせる効果があります。 コンパクトでありながらも広く感じる間取りにするには、廊下などの無駄なスペースを極力省き、リビングや収納の面積に充てること、家具のサイズにも気を配ることで実現します。ぜひ、このような視点も取り入れて間取りを考えてみてください。

 

 

私たち田中建築株式会社は、 「家づくり」を「幸せづくり」にするという信念があります。 それを実現するための方法は、ファイナンシャル・プランの見直しと 自然素材をふんだんに使ってデザインされた木の家です。 同じ志を持った協力業者と共に お客様の思いに寄り添う、顧客密着の工務店です。

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