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家づくりのこと
2019.06.02
長期優良住宅の住宅ローンの優遇について解説します!
皆さん、長期優良住宅には住宅ローンの優遇があることはご存知でしたか?
耐久性に強く、省エネルギー性の高い住宅を「長期優良住宅」と言います。
長期に渡り良好な状態で使用するための措置が講じられた住宅に住むことで、国から優遇を得ることができるのです。
では具体的にどのような優遇が得られるのか、今回はその住宅ローンの優遇についてご紹介します。
□長期優良住宅の住宅ローン最大控除額の優遇
一般に住宅ローン控除とは金融機関等から返済期間が10年以上のローンを組んだ後に住宅の新築や購入もしくはリフォームをした場合に居住1年目から10年間住宅ローン残高の一定割合を所得増税から控除する制度です。
控除率は控除額の1%のため1年で50万円、10年で500万円の優遇を得ることができます。
新居購入の際、これは何と言っても手に入れたい優遇です。
その他も含めて詳しくご紹介します。
*住宅ローンの最大限度額が高いこと
控除対象の住宅ローン減税の上限が一般の住宅より1000万円高く控除されます。
一般には4000万円までのところを、長期優良住宅では5000万円まで控除できます。
*投資減税型の特別控除がある
居住者が長期優良住宅に住むことで性能強化費用相当額(最高650万円)の10%が所得税から控除することが出来ます。
*登録免許税の税率が低い
登録免許税とは登記簿に登記する際に納める税金のことを言います。
登録免許税には大きく分けて2つあります。
所有権保存登記(所有権の登記がない不動産に対して、初めて所有権を登記すること)と所有権移転登記(不動産の所有権が他人に継承される場合に登記すること)です。
前者は、一般住宅特例では税率0.15%のところを長期優良住宅では税率0.1%まで控除され、後者は、一般住宅特例で税率0.3%のところを長期優良住宅では戸建ては0.2%、マンションは0.1%まで税率を控除されます。
*不動産取得税の控除額が高い
不動産を取得した場合に、一般住宅では1200万円、長期優良住宅なら1300万円の税金が控除されます。
*固定資産税の減税措置期間が2年長い
住宅や土地などの資産を所有している人に貸される税を固定資産税と言います。
戸建ての一般住宅では3年間1/2までのところ、長期優良住宅では2年長い、5年間も1/2の税額で済み、同様にマンションの一般住宅では5年間1/2までのところ、長期優良住宅では7年間1/2の税額で済ませることが出来ます。
□最後に
ここまで長期優良住宅の住宅ローンの優遇について解説してきました。
将来的な視野で考えた場合、長期優良住宅の方が一般住宅に比べ、お財布に優しいということはお分りいただけたのではないかと思います。
これを参考にし、長期優良住宅も視野に入れてみてはいかがでしょうか?
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