ブログBLOG
アドバイザー 齊藤 芙悠子
2024.03.29
新人アドバイザーが上棟初体験で考えたこと
こんにちは。
おかげさまで創業75年。
自然素材の木の家専門店 田中建築株式会社
アドバイザーの齊藤 芙悠子です。
先日、入社2か月目にして初めて、上棟式をお手伝いするために現場へ行くことができました。
「1日で土台から屋根まで家の形を一気に作り上げる。」
聞いてはいたものの、目の当たりにしたことはなく、それがどれだけエネルギッシュなことなのか全く実感のない状態のまま、夕方現場へ。小一時間後に上棟式を控えた現場は、一言で言えば「絶賛建設中!」屋根の材を持ち上げるクレーンと、それを受け取り「家」にしていく人。2階部分では別の大工さんが壁材を手際よく留めていきます。10人ほどの職人がそれぞれに協力をしながら、見ている間に家の姿はどんどんと作られて変わっていきました。
そして見事、30分ほどで上棟は完了。職人さんたちはお施主様と上棟式に参加し、無事に現場の一日は暮れました。
骨組みだけの家を初めて見た印象は、「家ってシンプルなんだなあ」ということでした。
断熱性能・耐震性能・デザイン・・・と、家づくりの技術は目まぐるしく進化を続け、エアコン一台で暖かい省エネ性能、など、新築の家の快適さは向上するばかり。高性能を競い合って謳う中で、「家」というものはものすごく進歩しているというイメージが強かったのです。(実際に技術や製品が進歩していることは間違いありません!)
実際に初めて向き合った「家」は、構造材である長野県の「木」で組み立てられたシンプルな骨格で、このシンプルでしっかりとした骨格で雨風はもちろん、地震の揺れから家族を守ってくれるのだと思うと、いかに材料と、組み立てていく技術力に暮らす人の安心・安全がかかっているのかが目に見えてわかります。そしてそれは、建材に関わる技術の進歩如何によらず、大工や職人さんの腕に掛かっていることを、声を交し合い作業を進めていく姿がありありと物語っているようでした。
「木造住宅は大工の腕が全てと言っても過言ではありません。」社長が言い切るこの一言の意味を、初めて少しだけ知った日になりました。田中建築では自社大工で、一棟一棟に責任と誇りをもった家づくりをしています。
私たち田中建築株式会社は、 「家づくり」を「幸せづくり」にするという信念があります。
それを実現するための方法は、生涯に渡るお金の計画を立て実行すること、
自然素材を使ってデザインされた高性能な木の家を建てることだと信じています。
同じ志を持った協力業者共に お客様の思いに寄り添う、顧客密着の工務店です。
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