ブログBLOG
代表取締役 田中 慎也
2023.11.20
信濃町で新築するときの3つのポイント!①
こんにちは。
おかげさまで創業74年。
自然素材の木の家専門店 田中建築株式会社
三代目 代表の田中慎也です。
今週に入り気温がだいぶ下がってきました。北信五岳「斑尾、妙高、黒姫、戸隠、飯綱」にも雪が降りました。昔から山に3回雪が降ったら、里も雪が降ると言われています。
昨日は里にも雪が積もりました。いよいよ本格的な冬が来たという気がしますね。
今、信濃町でお家を新築させていただいております。
今回から信濃町で新築するときの3つのポイントについてお話したいと思います。長くなりますので今回は1つ目のポイントの屋根についてお話します。
信濃町は雪が多いことで知られています。一晩で50センチ以上降ることも結構あります。そんな雪国でまず考えなければならないことは屋根に積もった雪をどうするかという事です。おススメするのは落雪屋根です。落雪させることで雪下ろしをする必要がなくなるからです。雪下ろしはかなりの重労働なのでやはり落雪がいいと思います。
落雪屋根にするために気を付けるポイントは5つあります。
1,屋根の勾配
落雪屋根にするためには4寸勾配以上が必要とされています。もちろん急になればなるほど雪は落ちやすくなります。今の家は昔と違って断熱性能が高いため、室温が屋根に伝わって雪が落ちることは考えにくいのです。ですから屋根の勾配をなるべく急にして落雪させることが望ましいです。
2,屋根の材質
落雪屋根にするためには普通の家と少し違った屋根材を使用します。雪国仕様のガルバリウム鋼板の屋根というものがあり、普通のガルバリウム鋼板よりも雪がすべりやすい塗装が施されています。
3,雪割
切り妻屋根にする場合は、屋根に雪割というとがった屋根を付けます。これにより、積もった雪がきれいに割れて雪が落ちます。
4,雨樋
落雪屋根の場合は基本的に雨樋は付けません。雪が落ちる時に引っ張られてもげてしまう可能性があるからです。雨どいを付けない場合、雨だれがはねるので、地面にはU字溝を設けるか、砂利を敷くなどしてはねた雨だれが建物にかからないようにします。
5,落ちる雪の場所を確保する
屋根から落ちる雪はかなりの勢いがあります。ですから、隣地から、建物の間は4メートル以上ないと隣の家に雪が行ってしまします。そのことも考慮して建物を設計する必要が必要があります。
このように、信濃町で新築するときには屋根をしっかり設計することが大切なのです。もし、不明な点等あればお気軽にご相談ください。お待ちしております。
私たち田中建築株式会社は、 「家づくり」を「幸せづくり」にするという信念があります。
それを実現するための方法は、生涯に渡るお金の計画を立て実行すること、
自然素材を使ってデザインされた高性能な木の家を建てることだと信じています。
同じ志を持った協力業者と共に お客様の思いに寄り添う、顧客密着の工務店です。
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