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家づくりのこと

2017.02.24

照明の色温度ってなあに?

こんにちは!
おかげさまで創業67年。
子育て世代のための自然素材・木の家専門店
田中建築株式会社 インテリアコーディネーターの中村才子です。

 

照明に温度なんてあるの・・・

 

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家を作るにあたって照明器具を選ぶ時にカタログに記載されている

「電球色2700K」「温白色3500K」「昼白色5000K」という記載を見たことありますか?

 

色温度とは、太陽光や自然光、人工的な照明などの光源が発する光の色を
表すための尺度のことです。

単位はケルビン(K)です。光源の温度や明るさとは関係ありません。

 

実はこの照明の色温度により住む方の居心地の良さや使いやすさが
左右されるのです。
必要な場所に適切な色温度の照明器具を選ぶことは大切です。

 

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電球色は写真を見ていただくと分かりますようにオレンジ色に近い
温かみのある色を出してくれます。

 

昼光色は白色に近いシャープな色を出してくれます。

 

温白色はこの電球色と昼光色の中間の色です。

 

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電球色の照明を使ったお部屋は・食事をする・くつろぐ・趣味を楽しむ・就寝する
といった生活のシーンにぴったりの色温度になります。
効果としては、寄り添うあかり、落ち着くあかり、雰囲気が良いという
利点があります。

 

 

昼光色の照明を使ったお部屋は・料理をする・勉強する・化粧や身支度
といった生活のシーンにぴったりの色温度になります。
効果としては、きちんと見分けがつく、集中できる、ちゃんと見えるといった
利点があります。

 

 

最近はどちらも選ぶのが難しい・・・といった方に温白色の照明が人気です。
中間の色温度ですので無難であるといった点と、各部屋の複数の照明を配置した場合
の中間色としての役割をしてくれるのです。

 

例えばLDKにおいて、リビングはテレビを見やすくしたいから昼光色。
ダイニングは料理をおいしく見せたいから電球色といった選び方をしてしまいますと
2つの照明器具を照らした時、全く違う色の空間に分かれてしまいます。

そんな時、温白色の照明を使用してあげるとうまく調和できます。

 

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また、シーンによって使い分けたいという方のために簡単切り替えで
電球色と昼光色にチェンジできる商品もございますので参考までに。

 

料理を作る時は昼光色で、食べる時は電球色でといった用途別に使えるわけです。

 

(写真画像:Panasonicカタログより抜粋)

 

照明の色温度で部屋全体の雰囲気は変わる

 

家全体のバランスを考えての照明器具の色温度の選び方は、
打合せの際に細かくライフスタイルを考慮した上で
アドバイスさせていただきたいと思います。

 

 

 

私たち田中建築株式会社は、
「家づくり」を「幸せづくり」にするという信念があります。

それを実現するための方法は、ファイナンシャル・プランの見直しと
自然素材をふんだんに使ってデザインされた木の家です。

同じ志を持った協力業者と共にお客様の思いに寄り添う、顧客密着の工務店です。

 

 

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