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代表取締役 田中 慎也

2019.11.13

中野市の土地の広さの平均はどれくらい?

こんにちは。
おかげさまで創業70年
自然素材の木の家専門店 田中建築株式会社
三代目 代表の田中慎也です。

 

「注文住宅を考えているけど、どれくらいの土地に建てたらいいのか分からない。」
マイホームの購入に関して土地について悩むという方は非常に多いです。

今回はそんなお悩みの中から、土地について解説させていただきます。
どれくらいの土地がいいのか、その際の間取り、また用語について説明させていただきます。

 

□土地の広さの平均は?

「土地の広さはどれくらいがいいのだろう?」というのはよくあるお悩みです。
「住生活基本計画における誘導居住面積水準および最低居住面積水準」という国土交通省による世帯人数あたりの住宅で目標にしたい面積によると3人家族で100平方メートルになります。

4人家族では125平方メートルです。
これを坪数で表すと3人家族の場合はおよそ30坪、4人家族になるとおよそ38坪となります。
これをもとに考えると平均的な土地の広さは二階建ての場合、35から45坪ほどということができますね。

しかしこれは郊外に行けば行くほど、広い面積の土地を好む方が多くなります。
それは、育った環境に大きく影響しています。

中野市の場合70坪前後の土地が比較的多く、値段は700万円~1200万円といったところです。

 

□35〜40坪の家の間取り

ここからは先ほど紹介した土地の平均を元に特に4人家族の場合の間取りを紹介させていただきます。
おそらく皆さんの中には35坪と聞くと狭いのではないかと思われた方もいるかもしれません。

しかし、35坪でも工夫次第で快適に過ごせる間取りを実現できます。
工夫次第では、家族4人の部屋を作り4LDKを作れますが、そうするとリビングやキッチン、ダイニング、寝室などのスペースが小さくなってしまいますのでその点には注意しましょう。

スペースも確保した4LDKを実現したいという方は40坪にすることをお勧めします。
5坪ほどの違いですが、部屋の広さでいうと10畳ほどの違いがありますので、広さを実感できることでしょう。

 

□建ぺい率、容積率とは?

最後に住宅の広さを考えたときによく聞く用語である建ぺい率、容積率を解説いたします。

*建ぺい率

土地の広さ全てを満たすように住宅を建てると隣の住宅や建物と密接してしまいますよね。
建ぺい率とは、そうならないためのもので、土地のこの範囲内で建物を建ててくださいというものです。
その割合は土地によって異なり、30%から80%の範囲内で制限があります。

*容積率

建ぺい率が横の範囲を制限するものだったのに対して容積率は縦の範囲を制限するものです。
50%から1300%の容積率がありますがその範囲内の延床面積でしか建物を建てられません。

 

□まとめ

この記事では注文住宅に関してよくあるお悩み土地の広さについて解説させていただきました。
広さは住宅を考える上で非常に重要な視点ですので、しっかり考え抜きましょう。
またその際に、建ぺい率、容積率といった点に抜かりがないようにすることも大切です。
住宅の広さに関して質問がありましたらどうぞお気軽に私たちにご相談くださいね。

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