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代表取締役 田中 慎也

2023.01.27

家の性能研究最前線!さらに進化する家づくりとは?

こんにちは。
おかげさまで創業74年
自然素材の木の家専門店 田中建築株式会社
三代目 代表の田中慎也です。

家の性能は年々高いものが求められています。

昨年の10月から断熱等級7まで基準が設けられるようになり、長期優良住宅は冷暖房設備などのエネルギー効率までを計算して、断熱+エネルギー効率を含めたもの(一次エネルギー消費量計算)が義務付けられました。

時代はただ断熱・気密がいいだけの住宅ではなく、冷暖房計画も含めたものでなくてはならなくなりました。

そこで私は、住宅業界では性能研究の第一人者である「松尾設計室 松尾和也さん」に学ぶことにしました。松尾さんは数々のメディアに取り上げられたり、書籍も多く出されており、住宅業界では知らない方はいないのではと思います。

 

松尾さんと私(弊社)の考え方(目的)は一致しています。
「お客様に出来るだけ安いトータルコストで、家中、夏すずしく、冬あたたかい家を提供したい」ということです。

トータルコストとは、30年を目安にかかる工事費、冷暖房費、設備交換費を言います。(松尾さんの言葉を引用)

 

お金さえかければ、だれでも夏すずしく、冬あたたかい家はつくれます。いいものは高い。確かにそうかもしれません。

ですが子育て世代の皆さんは、お子さんの教育費、老後資金など今後家づくりと同じくらいお金がかかるものがあります。ですから、人生にかかるお金をトータルで考えて、家づくりに使うお金を割出さなければなりません。

そうなると、やはり限られた予算の中で、コストパフォーマンスのもっとも優れた家を建てることを考える必要があります。ですから、私たちはそのことを実現するべく日々知識を深めています。

松尾さんの講義は全6回で、今回は熱環境の基本を学びました。知っていることも多かったですが、あらためて確認することが出来ましたし、どうしたらお客様にわかりやすく伝えることができるのかも知ることが出来ました。

私たちの会社の講義を受けてのゴールは、定額制の注文住宅を冷暖房を含めて最適化し、お客様に出来るだけ安いトータルコストで提供できるようになることです。暖房用の床下エアコン、冷房用の天井エアコンが標準になると思います。また、パッシブ設計もより理論的にできるようになることです。

ぜひ、今後さらに進化した家づくりにご期待ください。
講義のことなどはまたこのブログにアップしていきたいと思います。

 

私たち田中建築株式会社は、 「家づくり」を「幸せづくり」にするという信念があります。
それを実現するための方法は、ファイナンシャル・プランの見直しと自然素材をふんだんに使ってデザインされた木の家です。
同じ志を持った協力業者と共に お客様の思いに寄り添う、顧客密着の工務店です。

 

 

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