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2025.06.07

住宅の水

こんにちは、おかげさまで創業75

自然素材の木の家専門店 田中建築株式会社

不動産事業部、行政書士の栁澤博志です。

今回は住宅で当たり前のように使っている上水道(水道水)について書きます。

一般的に上水道は、人々の日常生活に必要な水を供給するためのインフラです。安全で清潔な飲料水を家庭や公共施設に届ける重要な役割を果たしています。

上水道の基となる水源は、主に地下水、河川水、湖沼水、ダムなどから取水されます。これらの水源から取水された水は、水処理施設で適切な処理が施され、上水として供給されます。水源の選定には、地域の水資源量や質、環境保護の観点が考慮されます。

 

次の行程である水処理施設では、以下の手順を経て水を浄化します。

1.沈殿: 水中の浮遊物質を除去するため、薬品を加えてフロックを形成し、重力沈降によって不純物を沈殿させます。

2.ろ過: 砂や炭素フィルターを用いて、微細な浮遊物質や微生物を除去します。

3.消毒: 主に塩素を使用して、病原体を殺菌します。最近では、オゾンや紫外線を用いる方法も採用されています。

水源処理施設で浄化された水は、配水管を通じて各家庭や施設に供給されます。配水システムは、大きな貯水タンクやポンプを利用して、必要な水圧を維持します。配管のメインラインから分岐管が通り、各使用ポイント(蛇口やシャワー)に接続されます。

ビルにはよく設置されていますが、また一般家庭でも、貯水タンクが設置されている場合がある貯水タンクは、水供給の安定性を保つためのバックアップとして機能し、停電や供給停止時にも一定量の水を確保できます。

水道メーターは敷地内か、まれに道路上に設置され、各家庭の使用量を計測し、水道料金を算出するために使用されます。定期的にメーター検針が行われ、使用量に応じた料金が請求されます。

水道水を安全に管理する上水道システムの維持管理は、定期的なメンテナンスや検査が必要です。配管の老朽化や漏水、汚染を防ぐため、絶えず監視と保守が行われます。また、各家庭でも、配管の点検や貯水タンクの清掃を徹底することで、安全で清潔な水を利用することができます。

水道メーターも近年では、スマートメーターの導入が進んでおり、リアルタイムでの使用量把握や異常検知が可能となっています。これにより、水漏れの早期発見や効率的な水管理が実現しています。以前は口径13mmが主流でしたが、現在和は20mm以上が主流になっています。

上水道システムは、私たちの生活に欠かせないインフラの一つです。安全で安心な水を供給するため、適切な運用と継続的なメンテナンスが重要です。

私たち田中建築株式会社は、「家づくり」を「幸せづくり」にするという信念があります。それを実現するための方法は、生涯にわたるお金の計画を立て実行すること、自然素材を使ってデザインされた高性能な木の家を建てることだと信じています。同じ志を持った協力業者と共にお客様の思いに寄り添った。顧客密着の工務店です。

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