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アドバイザー 齊藤 芙悠子

2024.09.15

土台敷きの丁寧な作業と気密断熱の技術

こんにちは。
おかげさまで創業75年。
自然素材の木の家専門店 田中建築株式会社 
アドバイザーの齊藤 芙悠子です。

先日、田中建築での新築工事現場で「土台敷き」の作業を見学させてもらいました。土台敷きとは、コンクリートでできた基礎の上に木材を使って床の土台を作る工程です。基礎がしっかりしていないと家全体の安定性に影響が出るため、家づくりにおいて非常に重要な部分です。

田中建築では基礎断熱を採用しているため、土台敷きの作業には床の断熱材を敷く工程も含まれています。この日は特に暑い日で、大工さんたちが「暑すぎる…」と嘆くほどの過酷な気候でしたが、それでも一切妥協せず、気密性と断熱性を確保するために非常に細かな作業が進められていました。

断熱と気密の細部までこだわった施工

現場監督からは、基礎断熱の方法はとても優れている反面、床下が完全に密閉されるため、湿気や水分が入らないように慎重に施工する必要があると教わりました。この作業は、内部に一切の水気を残さないことが肝心です。

配管の周囲にも丁寧にウレタンフォーム(75mm)を敷き詰め、隙間がある場合はウレタンの吹き付け材を使用して密閉します。作業は途方もなく地道で、1つ1つの箇所に細かな注意が必要です。さらに、ウレタンフォームを敷く前には、掃除機やエアーガンで隅々まで汚れや水分を取り除く徹底ぶり。見えない場所であっても、田中建築の職人たちは常に清潔で美しい仕上がりを意識しており、その意識の高さに感動しました。

まとめ

このように、田中建築では見えない部分であっても決して手を抜かない、徹底的な断熱と気密の確保が行われています。職人たちの手間ひまかけた仕事の成果が、家の快適さに直結しているのを実感しました。暑さの中での過酷な作業でも、一貫して丁寧に進められるその姿に、私自身も職人技の素晴らしさを改めて感じました。

私たち田中建築株式会社は、 「家づくり」を「幸せづくり」にするという信念があります。
それを実現するための方法は、生涯に渡るお金の計画を立て実行すること、
自然素材を使ってデザインされた高性能な木の家を建てることだと信じています。
同じ志を持った協力業者と共に お客様の思いに寄り添う、顧客密着の工務店です。

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