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家づくりのこと

2020.09.22

注文住宅の間取りの考え方とは?長野県の注文住宅会社が解説します!

注文住宅を検討中の方はいらっしゃいませんか。
「注文住宅の間取りを考えたいけど、初めてなので考え方がわからない。」とお悩みの方が多いでしょう。
そこで今回は、注文住宅の間取りの考え方を、長野県の注文住宅会社が詳しく解説します。

□間取りの基本的な考え方とは

注文住宅の間取りを考えるときは、基本的な考え方があります。
この基本的な考え方を誤って理解すると、良い注文住宅は作れません。
そこではじめに、間取りの基本的な考え方を紹介します。

1つ目の考え方は、間取りは設計士や住宅営業マンと一緒に作り上げるということです。
多くの方が、自分たちの要望を設計士や住宅営業マンが叶えてくれると、お考えなのではないでしょうか。
しかし、実際に間取りを考える上で重要なことは、間取りを設計士や住宅営業マンと一緒に作り込んでいくことです。
つまり、プロの意見を取り入れながら自分たちの要望を実現することです。

そこで、以下のことを意識しましょう。
それは、設計についての知識を事前に把握しておくこと、知恵を借りられるような要望の作り方・伝え方をすること、設計士との打ち合わせのポイントを押さえておくことです。

2つ目の考え方は、どんな間取りでもメリットとデメリットの両方が存在することです。
例えば、窓やサッシを多く設置すれば、開放感が増すメリットがありますが、冷暖房の効きが悪くなったり、耐震力が落ちたりするデメリットがあります。
また、リビングの一部を広く設計すると他の部屋が狭くなったり、家事動線を気にしすぎることで他の動線が使いにくかったりするデメリットが生じます。

このように、どんな間取りでもメリットとデメリットの両方があることを理解した上で設計を依頼しましょう。
また、自分のこだわりばかりを取り入れるのではなく、こだわりと機能性のバランスを大切にすると良いでしょう。

□住宅を建てる前に準備することとは

住宅を建てる前に何を準備しておけば良いのかご存知でしょうか。
以下のことを参考にして、準備万全で住宅づくりを始めましょう。

1つ目は、住宅を建てる目的を家族で決めることです。
家族それぞれで、どんな住宅にしたいかのイメージは異なります。
例えば、「家事を楽にしたい」、「子供と思いっきり遊びたい」、「好きなことを楽しみたい」が挙げられます。
このように、住まいの中で一番大切にしていることを家族で決めて、それを設計士に伝え、計画に落とし込んでもらいましょう。

2つ目は、綿密な資金計画を立てることです。
注文住宅の資金計画には、自己資金と住宅ローンを利用するという2つが一般的です。
またローン返済を考える際には、生活費や住宅の維持費を考慮しながら資金計画を立てる必要があります。
そこではじめに、自己資金を確認しましょう。

一般的には、住宅の購入に自己資金の2割〜3割を用意すると良いと言われています。
次に、将来のライフプランを考えましょう。
将来の子供のための出費や税金での出費を見込みましょう。
これらのことを考慮し、目標額を事前に決めて、それに達してから住宅づくりを始めることをおすすめします。

3つ目は、住みたい地域や土地を検討することです。
土地探しは、どんな住宅を建てるのかと同じくらい重要です。
土地探しでのポイントは、現地に行って自ら調査することです。
そのときに、近隣の雰囲気や生活の利便性、最寄り駅からの距離、街灯の数を確認すると良いでしょう。

□間取りを考える流れについて

間取りを考える際には、方位と縮尺のルールを知ることが大切です。
注文住宅づくりで多く使われるものは、尺モジュールとメーターモジュールです。
尺モジュールは0.91メートルを基本単位としており、自由度が高く和室にも対応できることが特徴でしょう。

メーターモジュールは、1メートルを基本単位としており、廊下や階段が広い設計です。
今後、注文住宅の間取りを設計する中では、図面を見ることが増えるため、方位と縮尺のルールや見方を勉強しておくと良いでしょう。

次に、家の外観の配置を考えます。
ゾーニングは、家、庭、車庫を含めた全体の配置から行います。
はじめに、車の出しやすさや形状、高さを考慮して、車の置き場所を決めます。

さらに、ゲスト用の駐車場が必要な場合は、その分の駐車場を設けると良いでしょう。
庭が欲しい場合は、庭のスペースを配置します。
他にも建物の外観に欲しいものがあれば、この段階で伝えましょう。

最後に、家の中です。
一般的に多い一戸建ての建物は、二階建て35坪の住宅です。
まず大まかに、リビングや玄関キッチンを書き込むと良いでしょう。
そこからさらに、細かく部屋を書き込みます。
そのときに、部屋の広さを「帖」で考えるとわかりやすいでしょう。

□まとめ

注文住宅の間取りの考え方についてご理解いただけたでしょうか。
注文住宅は、人生の中で一度の大きな買い物ですよね。
そのため、後悔しないように、できるだけ多く自分のこだわりを詰め込みましょう。
本記事を読み、設計士や住宅営業マンと満足できる理想の住宅作る上での参考にしていただけると幸いです。

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