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代表取締役 田中 慎也

2020.03.15

自然素材の塗装はどうする?おすすめの塗料をご紹介!

こんにちは。
おかげさまで創業71年
自然素材の木の家専門店 田中建築株式会社
三代目 代表の田中慎也です。

春ですね。あたたかくなると気持ちも前向きになりますよね。


さて今回は自然塗料についてのお話です。

□自然素材を塗装する際の仕上げ方とは?

自然素材の塗装は、素材本来の特性を失わないように塗装をしなくてはなりません。
塗装によって自然素材独自の効果が失われると、自然素材を使用する意味がなくなるからです。

例えば、無垢材のフローリングにアクリル塗料を使用すると、表面に幕を作ってしまい素材の温もりを軽減してしまうかもしれません。
そのため、自然素材を使用した注文住宅ではカントリースタイルがよく仕上げとして用いられます。

カントリースタイルとは、温かみのある素朴な雰囲気が特徴のインテリアスタイルのことです。

カントリースタイルでは素材の特性を活かして家を作るため、自然素材の特徴を失う心配がありません。
このように、カントリースタイルと自然素材は相性が良いと言えます。
また、近年では化粧梁やフローリングなどに部分塗装をして仕上げる方法が増えています。

部分的な塗装でも自然素材の色とのコントラストが活きておしゃれな空間を演出できるからです。
部分的に塗装をするため、自然素材の特徴である質感や温もりが失われることもありません。

 

□無垢フローリングの塗装とは?

 

無垢フローリングを塗装する際は、2つの方法がよく使用されています。
また、塗装方法によってお手入れの方法も異なります。

 

*ウレタン塗装とそのお手入れ方法

ウレタン塗装とは、ウレタン系樹脂を使った塗料でフローリングの表面を塗膜で覆い、表面を保護する方法です。
ウレタン塗装のデメリットとして表面に塗膜ができるため、素材本来の質感や温かみが感じにくくなります。
しかし、塗膜がフローリングを覆っているため、フローリングの傷や汚れを心配する必要がありません。

また、塗膜は水分を浸透させないため、水分によって無垢材が変形したり、腐ったりするといったこともありません。

自然素材は水に弱く乾いた雑巾で清掃するなどお手入れが大変でした。
しかし、ウレタン塗装では濡れた雑巾による清掃ができます。
そのため、フローリングが汚れた場合は濡れ雑巾で拭き取るだけできれいな状態を維持できます。

また、ウレタン塗装は寿命が長いため、定期的に塗り替える必要もありません。

 

*自然塗装とそのお手入れ方法

自然塗装とは、フローリングの表面にオイル塗料を染み込ませる方法で、オイル仕上げと呼ばれています。
無垢フローリングの場合はこちらの塗装方法がよく使用されています。
ウレタン塗装とは異なり、塗料を染み込ませるため素材の質感や温もりを失いません。

しかし、表面を覆うものがないため、水分によってシミやカビが発生してしまいます。

自然塗装のお手入れには基本的に乾拭きで行います。
自然塗装は水に弱く濡れ雑巾で行うと劣化の原因になるからです。
もし、乾拭きで汚れが落ちない場合は固く絞った濡れ雑巾で拭き取ってください。
少量の水分なら自然乾燥ですぐ乾燥するため、劣化を心配する必要がないからです。
濡れ雑巾で吹いても落ちない汚れや傷はその部分をヤスリで擦り、その後に同じ塗料を塗装することで補修できます。

また、自然塗装の場合は年に1度、塗料を重ね塗りしておくと良いかもしれません。
そうすることで、素材の風味をより深くできるからです。

 

□壁や天井ではどんな塗料を使用すればいいのか?

*無垢材を塗装する場合

無垢材を塗装する場合は、キヌカという塗料がおすすめです。
キヌカは、米ぬかが主成分の塗料で溶剤を一切使用していないため、赤ちゃんが舐められるくらい安全です。

特徴としては無臭で粘り気が少なく塗りやすいことが挙げられます。
無垢材にキヌカの成分を浸透させるため、素材の質感や風味を損ないません。
そのため、キヌカは無垢の木材と相性が良いと言えます。

 

*天井や壁を塗装する場合

天井や壁を塗装する際はホタテ貝を原料としたホタテペイントをおすすめします。
ホタテペイントは、東北地方や北海道で大量に廃棄されるホタテの貝殻を有効活用するために開発された塗料です。

抗菌、消臭効果があるため、部屋の臭いやウイルスを心配する必要がありません。
その理由として貝殻の成分である炭酸カルシウムが化学物質を分解する機能を持っているからです。

また、小さな穴が空いているため、調湿効果も期待できます。
そのため、ホタテペイントの特性は面積の広い天井や壁と相性が良いと言えます。

 

□まとめ

今回は自然素材を塗装する際に使用する塗料について紹介しました。
自然素材を塗装する際は、素材本来の質感や風味を損なわない方法を選んでください。
また、無垢材を塗装する場合は、キヌカという塗料がおすすめです。
自然素材の塗装でお悩みに方がおられましたら、当社までご連絡ください。

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