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代表取締役 田中 慎也

2020.03.01

長野で平屋を検討中の方必見!理想の子供部屋を作るポイントは?

こんにちは。
おかげさまで創業71年
自然素材の木の家専門店 田中建築株式会社
三代目 代表の田中慎也です。今回は平屋での子供部屋についてです。

子供部屋は子供のために、家を巣立つまでは快適に過ごしてもらいたいですよね。
また、家づくりでは子供が巣立った後も考える必要があります。
そこで、今回は理想の子供部屋を作るポイントについて解説します。

 

□子供部屋の設備はどこまでやればいいのか?

子供だからと言う理由で子供部屋の設備を疎かにしてはいけません。
子供部屋の居心地が悪いと、子供の健康や勉強のやる気にも関わってくるからです。
子供が居心地よく過ごすために、最低限の設備として暖房とエアコンをつけておくのをおすすめします。

なぜなら、子供が成長していくほど、一人で過ごす時間が増えるため、部屋も過ごしやすい環境にしておく必要があるからです。
受験勉強では志望している学校に合格してほしいですよね。
そのためにも、最低限冷暖房の設備だけを設置しておくことをおすすめします。
もし、余裕があれば床暖房の設置を検討してみるのも良いかもしれません。

また、子供が二人以上いる方の中には、子供の成長によって部屋を分けようと考える方がいらっしゃると思います。
子供部屋を分ける際、冷暖房の範囲やスイッチを1つに統一してしまうと子供たちが不便に感じてしまいます。

そのため、子供部屋を分ける予定なら、コンセントや配線の設置を分割を想定した上で設計しておくと良いかもしれません。

 

□平屋では子供部屋はどこに設けるべきなのか?

間取りを考える際、キッチンや浴室などを重視してしまい子供部屋の優先順位が低くなりがちです。

しかし、子供に快適な生活を送ってほしいなら、間取りはしっかりと考えなくてはなりません。平屋の場合は階層が存在しないため、さまざまな場所から家全体を把握できるメリットがあります。

そのため、目の届きやすい位置に子供部屋を設けることをおすすめします。

また、最近ではリビングで勉強する家庭が増えているため、子供が小さい場合はリビングの一部に勉強をするスペースを設けてみるのも良いかもしれません。
子供が勉強しているかを親が確認しやすくなり、子供にとってもメリハリがつけられるからです。

このとき、ダイニングテーブルで勉強させるのではなく、勉強机をリビングに設置してください。
そうすることで、子供が自由に勉強でき、勉強時間を制限することなく、集中できるからです。

その他の手段として、ロフトに子供部屋を設けるのも良いかもしれません。
ロフトは通常の部屋と違いドアのような締め切りがなく開放的な場所です。
そのため、他の部屋から見守れるため、子供部屋との相性が良いのです。

また、子供にとっては普段とは違う景色が見えるため、楽しい場所となるかもしれません。

 

□家づくりにおいて大切なこととは?

先ほどまで子供部屋について解説してきましたが、家づくりをする際は子供のことだけでなく夫婦のことも考えて設計してください。
子供が子供部屋で過ごすのは10年から20年程度で、そのあとは子供たちのほとんどが一人暮らしをするために家から巣立っていきます。

しかし、夫婦は子供が巣立った後も同じ家で20年以上過ごします。
子供部屋にコストを掛け過ぎて自分たちの暮らしが質素だと、子供が巣立った後の生活が楽しくないかもしれません。
そのため、子供中心ではなく、夫婦が過ごしやすい家づくりを意識するのも重要です。

具体的な案として、子供の勉強机をリビングに設けて就寝部屋はロフトに設置することで、子供部屋を最小限にできます。

そして、空いたスペースに夫の書斎や夫婦の寝室を広く設けると良いかもしれません。

もし子供が一人で集中したいと言い出した場合は、その書斎を貸すことでスペースを有効活用ができます。

 

□まとめ

今回は理想の子供部屋を作るポイントについて解説しました。
子供部屋は思春期の子供にとってプライバシーを守るために家の構造に関係なく必要です。

平屋で子供部屋を作る際は、プライバシーを尊重しつつ見守れる場所がおすすめです。

子供部屋の作成でお困りの方がおられましたら、当社までご連絡ください。

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