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2020.01.09

未来の建築とAIと共存する生活

こんにちは!

おかげさまで創業70年。

自然素材・木の家専門店

田中建築株式会社 インテリアコーディネーターの中村才子です。

 

 

 

2019年打合せがたくさんあり、
たくさんのご契約によっておかげ様で大変忙しく日々奮闘しておりました。
2020
年たくさんのご予約をいただいており、本年も忙しい一年となりそうです。

 

そんなで、ブログも中々書くことができず・・・久しぶりの更新となります。
書きたいことはたくさんありますのでまた、合間を見て皆様にお届けできると良いかなと思います。

 

 

お正月は皆様どのように過ごされましたか?
日頃の疲れの溜まった方はのんびり過ごしたという方も多いのではないでしょうか。

私は六本木ヒルズの森美術館で開催されている
「未来と芸術展:AI、ロボット、都市、生命-人は明日どう生きるのか」
という展覧会に行ってきました。

 

タイトルから「いったいなんだろう?」と強く惹かれるものがあります。

 

(森美術館ホームページより)

 

チケット売り場は行列でしたが、待っていたら比較的すぐに会場に入ることができました。

 

まずは、未来の建築とは?という構想がディスプレイされていました。

会場は写真撮影OKだったので、これから行きたいと思う人にネタバレしないよう一部抜粋してお伝えします。

 

 

 

未来の住環境を考える上で、
人間にとって健康的で良い環境であることが一番の条件になると思います。

 

そのために現在構想されている案が自動車やバス等の移動手段は全て地下に作り、
地上は人が歩くためだけの住環境を整るということです。

 

緑の多い公園やレジャー施設、集合住宅は、人が十分に歩行するスペースのみ確保して、
建物で程よい日陰を作り歩きやすくする等の案が出されていました。

 

 

地下を通る自動車は当然自動運転になります。

 

 

 

会場にはこのように未来の自動車運転を体験できるコーナーもありました。
この運転コーナーは長い列を作っていたので私は体験はしませんでしたが、興味のある方は是非体験してみてください。

 

 

 

 

今まで人は陸地を主として生活しています。こちらの建物の発想は地球の71%を海で覆われている海を活用する構想です。
海の上にレジャー施設を作るというなんとも楽しそうな建物です。
シンガポールでは実際このような取り組みが行われています。

 

 

 

 

 

未来の地図はこのような感じになるかもしれません。

個人の住宅はどうなるのか?集合住宅はどのように形成されるのか?

それはそう遠くない未来の予測なのかもしれません。

 

 

 

 

未来の建築は地球にとどまりません。火星にシェルターを作って暮らすというテーマもありました。

酸素のない火星にまずは3Dプリンター機能をもつロボットが送り込まれ、人が住むための環境を作るという構想です。

発想が生まれた時点で実現するといった話を聞いたことがあります。

何年後の未来には

「明日から火星に引っ越します」なんていう家族に出会えるかもしれませんね。

 

 

未来の建物の発想にびっくりしてしまいました。

 

では内装はどうなるのか?と疑問が出ます。

 

 

 

見た目は普通の椅子とテーブルですが、いろいろな機能が付くようです。

loTとAIの活用により、人の動くセンサー、住環境のセンサーをすべて学習し、
照明がまるで生きているようなリズムで照らすといった近未来型の居住空間を光で展示したものです。

 

 

そして未来の安全を守るためのカメラ機能もすごいものでした。

高さ4m以上ある会場にはたくさんのカメラが設置してあります。
今まではテレビで見たこともあると思いますが、現在ではある一定の距離から画像を録画して、
怪しい人物を画像解析するという形が一般的です。

 

 

 

こちらのカメラはズームで人の顔を鮮明に捉えたり、動いている人物に反応します。

私がカメラを撮ろうとしている画像が左下にはっきり写っています。

 

 

そしてこんなにズームされてしまうのですよ (笑)

 

ちなみに左側に写っている男性は赤の他人です。
この男性は全く違う場所に立っていた方なのですが、同じ画面で処理されています。
顔の部分が□で囲まれていて、AIが顔ですと認識しているのです。

安心な世の中になりそうですね。悪いことはできませんよ!

 

 

一部建築とは少し話がずれますが、今後見に行きたいと思う方のために少しだけ未来の食生活の紹介をします。

 

 

食料難になったときのためにカラフルな食用ごきぶりを開発と書いてありました。
これは食べるのも怖いです。

自然災害には逆らえませんが、今後の未来もどうぞ美味しい食べ物が食べれますように。
そう願います。

 

 

こういった科学の進歩はAIによって生み出されています。

 

 

次に紹介するのはなんと3Dプリンターで作るお寿司です。

自分の好きなカスタマイズでお寿司が注文できるのです。

 

機械がお寿司を作る世界に私たちは慣れてしまうのでしょうか・・・。

 

AIがどうしても立ち入れないのは職人さんの技術力だと聞いています。

3Dプリンターがどんなにおいしいそうなお寿司を作っても
職人さんの握るお寿司の方が今の私たちにはおいしく感じるのではないかと
そう思いながら見ていました。

 

まだまだ森美術館にはたくさんの展示物があります。医療系の展示物はすごかったです。

興味のある方は是非足を運んでみてください。

 

 

私は携わっている建築業界がどのようにAIの技術が入るのかは近い未来で少しずつ実感するのではないだろうかと感じています。

建築業界にもたくさんの苦労の中で技術を磨いている職人さん達に支えられています。

 

 

 

当社には技術力の素晴らしい職人さんたちが毎日家づくりを頑張っています。

AIと共存する未来に向けて、この技術は守るべき大切なものです。
だから、当社に関わるこれからのお客様、そして未来のお客様に向けて
今後も高い技術力をもって、理想の家づくりのお手伝いをしていきます。

 

 

どうぞ本年度もよろしくお願いします。

 

 

 

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