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代表取締役 田中 慎也
2023.03.21
これからの時代にあったモデルハウスの構想。
こんにちは。
おかげさまで創業74年。
自然素材の木の家専門店 田中建築株式会社
三代目 代表の田中慎也です。
3月16日に第6回目の新建ハウジング(工務店のための専門メディア)が主催する設計塾がありました。今回が最後の受講でした。
課題のテーマは、「デザイン事務所を併設した家族4人が暮す家」という事でした。敷地が109坪あり、道路が南に向かって傾斜していて、方位も敷地に対して35度くらいふれている土地の設定でした。
お家を設計する際に先ずは敷地に対する配置計画をしっかりとすることが重要になってきますが、今回の敷地では、車が乗り入れられる場所が限られていたため、駐車スペースは、北東の角に配置し、建物はパッシブ設計を意識して真南を向くように配置しました。事務所棟は、南西に配置し、どちらからも庭を楽しめるような建物にしました。
評価はまずまずで、30名中6番以内のノミネート作品には選ばれましたが、優秀賞は取れませんでした。
今回の設計塾は2回目の受講でしたが、先生方の考え方をいろいろと教えていただき、理解を深めることが出来ました。
屋根から考えて構造の軸を通すこと、窓の配置や形を整え、間取りは最後に考えるといった手法や、内と外をつなぐ中間領域の効果的な取り方、パッシブ設計の大切さ、配置計画の仕方など、今までの設計よりもワンランク上の考え方が出来るようになったと実感しています。これからも、さらにいい設計が出来るように努力していきたいと思います。
そんな中、今まで学んだことをベースに新たなモデルハウスの計画を進めようと考えています。
設計塾で飯塚先生や丸山先生に学んだことと、松尾さんの空調の仕組みを取り入れたモデルハウスの設計を進めようと思っています。階高、天井高をおさえながらも豊かな空間を作り、お庭も含めて家の中からどう見えるかも考慮しながら、断熱等級6(HEAT20 G2),耐震等級3は最低レベルとし、外壁には無垢の板を一部使ったデザインを考えています。
こうすることで、イニシャルコスト、ランニングコストともにおさえることができ、自然素材の木の家専門店としての弊社の理想をカタチに出来るのではないかと思います。
ぜひ、今後の弊社の家づくりにご期待ください。
私たち田中建築株式会社は、 「家づくり」を「幸せづくり」にするという信念があります。
それを実現するための方法は、ファイナンシャル・プランの見直しと自然素材をふんだんに使ってデザインされた木の家です。
同じ志を持った協力業者と共に お客様の思いに寄り添う、顧客密着の工務店です。
設計塾の先生のご紹介もあらためてさせていただきます。
飯塚 豊先生
アイプラスアイ設計事務所 代表
法政大学デザイン工学部兼任講師
著書『間取りの方程式』『新米建築士の教科書』
丸山 弾先生
丸山弾-スタジオ 代表
京都芸術大学通信制大学院非常勤講師
2014年東日本ハウスデザインコンペ最優秀賞受賞
著書『木造住宅パーフェクト詳細図集』『美しい住まいのしつらえ』
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