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家づくりのこと

2022.09.16

大工さんの気遣いとプロ意識が感じられる現場

こんにちは。
おかげさまで創業73年。
自然素材の木の家専門店 
田中建築株式会社 アドバイザーの中山聖子です。    

まだまだ暑い日が続きますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
私はなかなか夏服から脱却できないでいます。

田中建築のHPでは現場レポートというページがあります。こちらは、施工されているお家がどのように建っていくのか?またどんな状況になっているのか?をお伝えしているものです。お客様の中には、なかなか現場に足を運ぶことができない方もいらっしゃいますので、状況をお伝えしたい。また、これからお家を建てられる方の参考になればと思っています。

現場では、職人さん達の技術力や意識の高さを間近に感じることができます。
この日は、大工さんが、お風呂の周りの壁の下地を作成していました。間柱を2本立てて、梯子のようにしていくイメージです。
お風呂自体はそのままだとグラグラと揺れるので、固定していきます。寸法を計測してサイズに合わせて木をカットします。
その際に、木の曲がりを見ていました!

木材は一つとして同じものはありません。木は、まっすぐではありません。
いくら腕のいい大工が、まっすぐにしても、機械で加工したとしても、曲がりは必ず出てきます。
そのミリ単位の曲がりや木の特性を見極め、どこに使用するか、どの方向で使うかで木を生かしていくのが熟練大工の技術です。

はめ込む際はまず、柱の面(隅)を出して、墨付けしてからはめていました。これはただ合わせて止めるだけだと、曲がってしまうこともある為だそうです。
気遣いや施工方法にプロ意識を感じます。

作成した下地はピタっとはまりました!個人的にこの瞬間がとても楽しみです。

ビス止めしていきます。

続いて、南面の窓枠を作成します。こちらのお家は南面からの景色が最高!です。

こちらも寸法を計測して、サイズに合わせてカットしていきます。ジャッキを使って左右の高さを合わせてカットします。

何度も合わせて微調整をしていました。素人には合っているように見えてもわずかな差を見逃さずに調整をしていました。

最終的にはカンナで削り、やすりをかけて綺麗な状態で仕上げとなります。
細かなことですが、少しの違いが何十年と住まう家には大きな違いとなって現れると思いました。

今回お伺いしたT様邸は「家族を想う心地よい空間で景色を楽しみながら過ごす家」です。
完成が楽しみですね!!

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