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代表取締役 田中 慎也

2015.12.02

珪藻土をDIYで!

こんにちは!

おかげさまで創業66年。

子育て世代のための自然素材・木の家専門店

田中建築株式会社 三代目 代表の田中慎也です。

 

DIYで珪藻土を塗ってみよう!

 

近年、このDIYが注目されています。

自分でやった方がコストも抑えられるし、楽しんで出来る。

家族の思い出にもなるといった理由のようです。

 

書店に行けばDIYに関する雑誌なども出版されていますし、

DIYでリフォームする方も増えてきているようです。

 

私たちもDIYをおすすめしています。

家を建てることやリフォームすることは一生のうちで、そう何回もあることではありません。

せっかくなら、楽しい思い出作りをして見ましょう。

 

珪藻土を塗ることはとても楽しいです。

私も事務所の壁を珪藻土でDIYしました。

 

体験したお客様も楽しそうでしたし、何より小さなお子さんは、はしゃいでとても嬉しそうです。

逆に真剣な眼差しで塗るお子さんもいらして「将来は職人さんかな?」なんて思います。

 

では、どのように珪藻土をDIYしていけばよいのでしょうか?

 

新築住宅の場合とリフォームの場合、少しやり方が違います。

通常、壁には石膏ボードという石膏を固め両面に紙が貼ってある材料を使います。

今の家はほとんどがこの石膏ボードです。

 

ビニルクロスの場合も、この石膏ボードの上に貼っていきます。

 

石膏ボードにも種類があり通常の物、

ハイクリンボードと言って室内の有害物質を吸着してくれる物があります。

私たちの会社では標準で、このハイクリンボードを使用しています。

 

手順ですが、石膏ボードにそのまま珪藻土やビニルクロスを貼る訳ではありません。

下地処理が必要になります。

 

石膏ボードは一枚の幅が約90cmあります。

それを何枚も貼って壁の下地にしていくのですが、そこには継ぎ目が出来ます。

そこを最初にパテと呼ばれる材料で平らに埋めておく必要があるのです。

 

その後、珪藻土ではシーラーと呼ばれる石膏ボードに珪藻土がくっつきやすくする材料を塗ります。

そして、仕上げに珪藻土を塗っていくのです。

新築の場合は、下地処理、シーラー塗布までを業者さんにやってもらうのがいいと思います。

 

次に、いよいよ珪藻土を塗っていくわけですが左官屋さんが使う、

コテと呼ばれる物とコテ板と呼ばれる材料をのせる板を手に持ち塗っていきます。

 

ですが、初めての方はコテ板から材料をとって壁に塗ることが出来ません。

ボトボトと材料が床に落ちてしまいます。

これが熟練の左官職人になると、一回に材料を塗る料が一定です。しかもすばやい。

見ていて気持ちがいいです。

 

はじめは、広い壁の一面だけを塗ってみるのがいいと思います。

狭いところはコテの扱いが難しいので広い面を塗って慣れてきたら

狭いところにも挑戦してみるのがいいと思います。

 

 

リフォームの場合は、ビニルクロスの上から直接塗れる材料がありますので、そちらがおすすめです。

シーラーさえ塗れば下地処理は完了、後は塗るだけです。

自分で塗った壁は、愛着がわきますよ。

 

 

珪藻土は、湿気や有害物質を吸着してくれる効果があります。

DIYで楽しく塗って、思い出にもなる。健康にも良くて気持ちがいい。

是非、珪藻土のDIYにも挑戦してみてはいかがでしょうか?

 

材料の手配から道具の貸し出し、塗り方のレクチャーなど私たちがサポートいたします。

 

イベントで珪藻土を使った手形づくりも行なっています。

25cm四方の額に珪藻土を塗り手形を押して、

おはじきやビーズで飾り付けをするといったものです。

 

先ずは珪藻土がどんな物なのかを知りたい方は

私たちのお客様感謝祭、イベントに参加してみてください。

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