BLOG
和室を作った方が良い理由
2015.09.11 こんにちは!
おかげさまで創業66年。
子育て世代のための自然素材・木の家専門店
田中建築株式会社 三代目 代表の田中慎也です。
住まい造りでは、
どういった間取りにするかというのが 基本 であり、
重要 な ポイント でもあります。
和風の家であれば、
和室があるのは当然といえますが、
洋風の家であっても
和室が一つあると結構便利なものです。
和室を作るのをおすすめするのは、
畳の素材であるイ草は、
断熱性・保温性に優れ、湿気を吸収してくれます。
さらに森林の香りの源といわれる成分
フィトンチッドが含まれているので、
室内にいながら森林浴の効果を得られることができます。
四季のある日本では、
室内にいても気になる乾燥や湿気ですが、
和室は心身ともに快適に過ごすことのできる空間にしてくれます。
空気の層は音を吸収する作用があるうえ
クッション性もあるので
お年寄りやお子さんが転んでケガをする
リスクを軽減してくれます。
何よりも和室のメリットと言えば、
その用途の幅広 さ。
テーブルや椅子、ベッドなど、
家具を固定で配置している洋室と違い、
和室で使用する座卓や布団などは上げ下げが簡単なので、
普段は押し入れに仕舞っておくことができます。
意外と場所をとるアイロンがけや、
洗濯物をたたむときにも広々と使うことができ、
ちょっと一休みしたい時、
すぐに横になれることも魅力ですよね。
↑ 私はここが最重要ポイントだったりします(笑)
畳みは、夏涼しく、冬暖かいのもいいですよね。
また、来客時には客間や宿泊部屋として活用できますし、
将来的に同居を考えている方には、
防音効果のある静かな和室は
年老いたご両親の部屋としても最適です。