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代表取締役 田中 慎也

2020.11.08

注文住宅をご検討されている方へ!リビングの間取りの考え方とは?

注文住宅の購入をお考えの方の中に、間取りにお悩みの方は多いかもしれません。
トイレやお風呂、キッチンといった間取りの中でも、生活の大半を過ごすであろうリビングの間取りは非常に重要なポイントです。
そこで今回は、リビングの間取りの考え方についてご紹介します。

□間取りを考えるコツとは?

まず、リビングの間取りを考える前に間取りを考える際のコツについて押さえておきましょう。
生活スタイルは人それぞれであるため、過ごしやすい間取りも人によって変わってきます。
自分に合った間取りを見つけるためにも、考えるポイントをここで把握しておきましょう。

まず最初にテーマを決めるといった点です。
何に重きを置くか、優先順位を決めておきましょう。
子育てしやすい家にするのか、趣味を楽しめる家にするのか、重きを置くテーマによって間取りは変わります。
家族の将来設計を考えながら、テーマを決めましょう。

次に動線といった点です。
生活動線は暮らしやすい間取りを考える際に重要な要素です。
例えば、洗濯する際に洗う、干す、取り込むといった流れをスムーズに行いたいですよね。

その場合、ベランダ、洗濯機置き場、タンスを近くに設置する必要があります。
キッチンなども使いやすさを意識して形を考える必要があります。
広さを意識してしまいがちですが、広さだけが暮らしやすい間取りであるとは限りません。

最後に周辺環境といった点です。
近くに川や海、山などがあれば、借景として取り入れるのもおすすめです。
隣に大きい建築物がある場合は日当たりや風も考える必要があります。
周辺環境は暮らしやすい間取りのために非常に重要なポイントとなるので、窓の位置といった間取りはしっかり考えましょう。

□リビングの間取りの考え方とは?

生活の大半を過ごすであろうリビングですが、快適な家にするにはその間取りは重要なポイントです。
そこで今回はおすすめの間取りをご紹介しましょう。

まずはリビング、ダイニング、キッチンを一体型にする間取りです。
リビングとダイニングをつなぐことで、食事の際の移動がスムーズになると考えられます。
また、カウンターキッチンが付いていると、家事をしながら家族とコミュニケーションが取りやすくなります。
一方、デメリットとしてキッチンのにおいが漏れやすくなるといったポイントが考えられるのではないでしょうか。
そのため、換気がこまめに必要になります。

次に、リビング階段を設置するといった間取りです。
これもまた、家族のコミュニケーションが取りやすくなる間取りと考えられるのではないでしょうか。
これは自分の部屋に向かうために、リビングを経由しなくてはならないためです。
一方、冬場は冷たい空気が上から降りてくるため、リビングが冷えやすくなるといったデメリットがあります。
この間取りにする場合、住宅の断熱性といった点も考える必要があるかもしれません。

最後に吹き抜けにするといった間取りです。
リビングの真上を吹き抜け構造にすることで、採光がよくなり、開放的になります。
一方、吹き抜けにすることで、高いところの掃除が大変になるといったデメリットがあります。
また、音が響きやすいといった点や冷暖房の光熱費がかさむといった点も考えられるのではないでしょうか。
この場合、住宅の断熱性とともに、防音性といった点も考える必要があります。

リビングの間取りで失敗しないためにも、このような点についてしっかりと把握しておきましょう。

□この他のリビングの間取りにおける注意点とは?

リビングの間取りを考える際に注意するべきポイントはいくつか考えられます。
その中でも多くの方が見逃すポイントがコンセントの位置です。

何も考えずにテレビや棚、カウンターなどを設置すると、家具に隠れてコンセントが使えないといった状況になりかねません。
コンセントの配置を考える際には間取りを考える段階でリビングのどの場所に家具を配置するか決めておくこととをおすすめします。
足元の位置でうまくいかなければ、コンセントの高さを変えることも考えておきましょう。
その際に実現できるかどうかを専門家の方と相談しておく必要があります。

また、リビングの間取りを優先しすぎて、他の部屋とのバランスが崩れるといったことがあるかもしれません。
広いリビングにする際にはそのバランスも考える必要があります。
例えば、リビングの真上にトイレを配置してしまったケースやリビングからトイレが丸見えといったケースが考えられます。
家の間取りを考える際には、他の部屋とのバランスも考えておきましょう。

□まとめ

間取りを考える際には、テーマ、動線、周辺環境を考えましょう。
リビングの間取りにおいては、階段を設置したり、吹き抜けにしてみたり、具体的なイメージを思い浮かべながら考えることをおすすめします。
また、その際にコンセントやバランスといった点も注意する必要があるので気を付けておきましょう。

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