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代表取締役 田中 慎也

2026.03.30

田中建築の設計コンセプトとは?

こんにちは。
おかげさまで創業77年。
自然素材の木の家専門店、田中建築株式会社
三代目代表の田中慎也です。

今回は、私たち田中建築の「設計コンセプト」についてお話しさせていただきます。

ここ数年、私たちは設計について改めて学び直してきました。
全国から設計者が集まる設計塾に通ったり、有名な建築家が設計した建物を実際に見学したり。
できる限り現地に足を運び、空間を体感してきました。

その中で、ある共通点に気づきました。
本当に心地よい建物は、建物だけで完結していないということです。

庭や周囲の景色、地形、風の流れ、光の入り方。
そうした「この場所にしかないもの」を大切にし、建物と一体として考えられていました。

そこに立つと、風の心地よさや、木の香り、光のやわらかさ、静けさ。
五感を通して、「ここで暮らしたい」と自然に感じるのです。

私は、この感覚を田中建築のお客様にも味わっていただきたい。
そう強く思うようになりました。

田中建築だからこそできる家づくりとは何か。

その問いに向き合いながら、何度も試行錯誤を重ねてきました。
そして、その一つの答えとして形になったのが、中野市にオープンしたモデルハウスです。

この家は、建物だけをつくったのではありません。
その土地の景色や風、光、そして周囲の環境とともに、「暮らし」をつくることを目指しました。

その取り組みの中から、私たちの設計の軸となる言葉が生まれました。


【この地とともに、暮らしにぬくもりを紡ぐ】

 

私たちが大切にしているのは、「この地」をよく知り、この土地とともに生きる家をつくることです。北信州の気候風土、山や田畑の景色、受け継がれてきた暮らし方を丁寧に読み解き、その上にご家族それぞれの思いを重ねていく。
 
信州産の木や自然素材をつかい、光と風の通り道
冬の寒さの中でもほっとできるあたたかさや夏の涼しさ、四季のうつろいを楽しめる心地よさ、そして家族の距離感家事のしやすさなどを細やかに設計することを目指します。
 
それをもとに大工の確かな手仕事でかたちにしていくことで、数
や性能だけでは測れない「ぬくもり」が住まいの中に育まれていきます。
 
「暮らしにぬくもりを紡ぐ

この言葉には、完成したときだけでなく、住み始めてからの年月もふくめ設計するという思いが込められています。この地とともに年月を重ねる中で、木が馴染み、庭が育ち、家族とのあたたかな時間が少しずつ重なっていく。

そんな、ご家族の人生に寄り添う住まいを設計します。


私たちはこれからも、家を建てることを目的にするのではなく、この土地での暮らしを、より豊かにしていくことを大切にしていきます。

そして、地域の風土に合った素材を使い、自然と調和し、長く安心して住み続けられる住まいを、一棟一棟、心を込めてつくり続けてまいります。

 

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