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代表取締役 田中 慎也

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2026.03.26

長野で暮らすための注文住宅 5つのメリット

こんにちは。 おかげさまで創業77年。
自然素材の木の家専門店 田中建築株式会社
三代目  代表の田中慎也です。

家づくりを考え始めたとき、多くの方が「どんな家に住みたいか」を思い描かれると思います。
そしてその選択肢のひとつにあがるのが「注文住宅」です。

注文住宅は、家族みんなでさまざまな希望を出し合いながら、時間をかけて住まいを形にしていくことができる住まいです。
その過程は決して簡単なものではありませんが、私は長年この仕事に携わる中で、「家づくりの時間そのものが家族の大切な思い出になる」という場面を何度も見てきました。

今回は、私自身の現場経験をもとに、注文住宅に住むことの本質的なメリットについてお伝えしたいと思います。

1.家族全員が納得してつくった家は、暮らしやすさが違う

注文住宅の最大の魅力は、家族みんなが納得して建てた家に住めることだと私は考えています。間取りや設備、収納の位置、生活動線。一つひとつを家族で話し合いながら決めていくことで、「自分たちの家」という実感が自然と生まれます。
実際の現場でも、こんな場面をよく見かけます。

  • 「ここは子どもたちが集まれるスペースにしよう」
  • 「休日は家族で料理をしたいから、キッチンを広くしたい」
  • 「将来のことを考えて、1階に寝室を用意しておこう」

こうした話し合いを重ねてできた住まいは、単なる建物ではなく、家族の価値観が形になった場所になります。その結果、自然と家族が集まり、長く大切に住み続けられる家になるのです。

2.暮らし方に合わせて間取りを考えられる

注文住宅では、間取りを自由に設計することができます。これは見た目の自由さだけでなく、生活のしやすさを高められるという意味でも大きなメリットです。例えば、次のようなご要望は非常に多くあります。

  • 趣味に集中できる小さな書斎
  • 家族の気配を感じられる吹き抜けのあるリビング
  • 子どもが成長しても使い続けられる可変性のある部屋
  • 家事が楽にできる動線

こうした空間は、既製の間取りでは実現しにくいこともあります。しかし注文住宅であれば、ご家族の暮らし方を基準に設計することができるのです。私は設計の際、「今の生活」だけでなく、10年後、20年後の暮らしまで見据えてご提案することを大切にしています。住まいは長く使うものだからこそ、将来の変化にも対応できる柔軟さが重要だと考えているからです。

3.予算の使い方にメリハリをつけられる

注文住宅は、「すべてを高価にする」ことではありません。むしろ、どこにお金をかけ、どこを抑えるかを自分たちで決められることが大きな特徴です。

例えば――

  • 家族が長く過ごすリビングにはしっかり予算をかける
  • 使う頻度の少ない部屋はシンプルにする
  • 断熱性能や耐震性能など、見えない部分を重視する

このように、価値観に合わせて優先順位をつけることで、無理のない範囲で満足度の高い住まいを実現することができます。国土交通省も、住宅の性能や維持費に関する情報を公開しており、とくに断熱性能の向上は、冷暖房費の削減や健康面にも影響することが示されています。(出典:国土交通省「住宅の省エネルギー基準」)
私はいつも、「見た目だけでなく、長く安心して暮らせるかどうか」を基準に、予算の配分を一緒に考えるようにしています。

4.家づくりの過程そのものが、家族の思い出になる

工事が始まると、現場を見に来られるご家族も多くいらっしゃいます。

  • 壁紙の色を選ぶ
  • キッチンやお風呂の仕様を決める
  • 照明の位置を確認する

一緒に考え、悩み、決めていく。その時間は、完成した後もずっと心に残るものです。あるご家族のお子さんが、完成後にこう言われたことがあります。
「この家は、ぼくも一緒につくった家なんだ」
私はこの言葉を聞いたとき、注文住宅の価値は建物そのものだけではないと改めて感じました。家づくりの時間は、家族が同じ方向を向いて過ごす貴重な機会でもあります。それは、お金では買うことのできない大切な財産になるのです。

5.その地にある風景をとりいれた設計ができる

注文住宅は、窓の大きさや配置を自由に設計することができます。建売住宅や企画住宅では実現できない、長野らしい風景を切り取る窓などを配置することができます。

よく県外の方とお話しすると、長野の景色が素晴らしい、山並みが本当にきれいなどとおっしゃっていただけます。私も若いころは当たり前の風景だったのでそこまで感じませんでしたが、最近は本当にその良さを実感しています。

ですので、長野らしい風景を取り入れた窓をなるべく設けるように心がけて設計しています。そのことが長い目で見たときの心の豊かさにつながればいいなーと思います。

このように注文住宅には、多くの自由があります。しかし本当に大切なのは、「自由に選べること」そのものではなく、家族で話し合いながら住まいをつくっていく過程だと私は考えています。

  • 家族が納得して暮らせる
  • 自分たちの生活に合った間取りがつくれる
  • 予算の使い方を自分たちで決められる
  • 家づくりの時間が思い出になる
  • その地の良さを最大限にいかせる

これらはすべて、注文住宅ならではの価値です。住まいは、単なる建物ではありません。家族の時間を支え、人生を重ねていく場所です。これから家づくりを考えられる皆さまには、ぜひ「どんな家に住みたいか」だけでなく、「どんな時間を家族と過ごしたいか」という視点でも、住まいを考えていただけたらと願っています。

建築を通して、人と地域の幸せをつくる。その想いを胸に、これからも一棟一棟、誠実に向き合っていきたいと思います。

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