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代表取締役 田中 慎也

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2026.02.03

長野に暮らす、長野と暮らす。

こんにちは。 おかげさまで創業76年。
自然素材の木の家専門店 田中建築株式会社
三代目  代表の田中慎也です。

 

 

 

久しぶりに、ブログを書きます。
この数年、田中建築の家づくりについて真剣に考えてきました。
設計塾に通い、全国から集まった設計者とともに学び、有名建築を視察し、そこに込められた思想を感じてきました。

時代が変わるにつれて、家づくりもどんどん変化しています。性能を追求する時代から、デザインを追求する時代に。そして今はそれぞれの会社の思想が反映された家づくりの時代に変化していると感じています。

性能はどの会社も高くなっており、耐震等級3は当たり前になっています。断熱性能も6以上が当たり前です。
デザインもローコスト住宅でも一見おしゃれに見えるようになっています。

だからこそ、今、私たち工務店に問われているのは
「どんな家をつくるか」ではなく、
「どんな暮らしをつくりたいのか」
「どんな価値観をお客様と共有するのか」だと思っています。

田中建築が大切にしているのは、流行に左右される家ではなく、この長野の風土に根ざし、家族と一緒に歳を重ねていける家です。

冬は寒く、夏は湿度があり、山々に囲まれた長野。この土地で快適に、そして気持ちよく暮らすためには、数字の性能だけでは足りません。日射の入り方、風の抜け方、無垢材や自然素材の質感や肌触り、夕方には家族が自然と集まるリビングや一人ひとりの居場所。

そういった「暮らしの質」まで設計することが、本当の意味での家づくりだと考えています。

私たちは、信州産の木を使い、自然素材を選び、できるだけ地域の職人と一緒に家をつくっています。それは単なる素材のこだわりではありません。この地域で育った木を使い、この地域の人の手で建て、この地域で家族の暮らしを支えていく。

それが「長野に暮らす、長野と暮らす」という言葉に込めた意味です。

便利さや効率だけを追い求めれば、もっと簡単な方法はいくらでもあります。
でも、私たちはあえて手間のかかる道を選んでいます。

なぜなら、その先に「住んでから本当に良かった」「この家で子育てできて良かった」
そう言ってもらえる未来があると信じているからです。

家は、完成した瞬間がゴールではありません。むしろ、そこからが本当のスタートです。家族の思い出が積み重なり、木が飴色に変わり、住む人の人生と一緒に育っていく。そんな家を、これからも一棟一棟、丁寧につくり続けていきたいと思います。

長野に暮らす、長野と暮らす。

この言葉に恥じない仕事を、これからも田中建築は積み重ねていきます。

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