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代表取締役 田中 慎也
2016.06.07
頭金をつぎ込む3つのデメリット
こんにちは!
おかげさまで創業67年。
子育て世代のための自然素材・木の家専門店
田中建築株式会社 三代目 代表の田中慎也です。
頭金の入れすぎに注意しましょう!
「頭金は入れたほうがいい!」 その通りです。
なぜなら、フラット35などは工事契約金額の9割以上借り入れる場合と
9割以下で借入れる場合では、金利が違うからです。
例えば6月時点での金利を見てみると
9割以下で借りた場合の金利は 「1.4%」
9割以上で借りた場合の金利は 「1.54%」
となっており、金利の差は0.14%あります。
3000万円を35年で借りた場合 金利0.14%の差はいくらになるでしょうか。
計算してみましょう。
総返済額で、約860,000円の差になります。
頭金は、入れたほうがお得になります。
しかし、頭金の入れすぎには注意しましょう!
その理由は次の3つです。
1、団体信用生命保険の保障が減る。
2、頭金は自由に使えないお金になる。
3、住宅ローンの控除額が減る
では、具体的に説明しましょう。
1、団体信用生命保険の保障が減るとは
団体信用生命保険とは、
住宅ローンを借りている方に万が一の事が起こった場合
住宅ローンが0になる生命保険です。
例えば、頭金を300万円入れた場合、万が一のときは
300万円は戻ってきません。
しかし、頭金を入れずに住宅ローンを組んだ場合は
300万円手元に残ります。
2、頭金は自由に使えないお金になるとは
頭金を300万円入れてしまうと、手元に現金がなくなります。
今の時代、運用することに目を向けることが大切ですので
300万円を運用にまわせば、お金を増やすことが出来ます。
運用に抵抗がある方が多いですが、物価が上がることを考えれば運用は賢い選択です。
ちなみに、ラーメン1杯の値段は、平均で594円
(総務省統計局「小売物価統計調査」2010年)
しかし、40年前は1杯100円だったそうです。
つまり、お金の価値が下がったということです。
同じ300万円でも、35年後50万円の価値しかないかも知れません。
ですから、運用に目を向けることも大切なのです。
3、住宅ローンの控除額が減るとは
住宅ローン控除とは、10年間借入額の1%を
所得税及び住民税から控除してくれるという物です。
例えば、3000万円借入れがあれば30万円分、所得税及び住民税を
支払わなくて済むということです。
つまり、頭金を入れれば入れるほど控除額が減るということになります。
以上、3つの理由から頭金の入れすぎには注意してください。
私たち田中建築株式会社は、
「家づくり」を「幸せづくり」にするという信念があります。
それを実現するための方法は、ファイナンシャル・プランの見直しと
自然素材をふんだんに使ってデザインされた木の家です。
同じ志を持った協力業者と共に
お客様の思いに寄り添う、顧客密着の工務店です。
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