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代表取締役 田中 慎也
2016.01.08
コンパクトな高性能住宅①
こんにちは!
おかげさまで創業66年。
子育て世代のための自然素材・木の家専門店
田中建築株式会社 三代目 代表の田中慎也です。
知れば知るほどコンパクトな高性能住宅が建てたくなる?
お客様と間取りの打ち合わせをしていくとどうしても大きな家になってしまいます。
なるべく家を広くしたいという思いはどなたも共通でお持ちだと思います。
例えば、ご実家が大きな家だったとか。
逆にご実家がマンションで狭いところに住んでいたため、将来家を建てるときはなるべく広くしたい等
様々な思いがあると思います。
広い家で、夏涼しく冬はぽかぽか、光熱費もかからないという家は理想かもしれませんが
建築費が高くなるのは当然です。
では、予算内で理想の家を建てるための考え方をご紹介します。
それが、コンパクトな高性能住宅です。
「住んでみて不満に思うこと」というアンケートの第1位は何かご存知ですか?
それは、住宅の性能です。
特にここ長野県では、冬家が寒いといった不満が多いのではないかと思います。
では、ここで考え方を変えてみましょう。
家はコンパクトだけど、性能は最高ランク。
光熱費もほとんどかからない。
そんな家はいかがですか?
なぜ、そのような家を進めるかというといくつかの理由があります。
1、建築費がおさえられる
広い家は当然建築費が高くなります。
材料費や手間が多くかかるからです。
その分、コンパクトな家は材料費も 手間も少なくて済みます。
ただ、お風呂やキッチンは広い家でもコンパクトな家でも一箇所ずつあるのが普通ですので
坪単価にすると、割高になります。
2、補助金のメリットを最大限活かせる
例えば長期優良住宅の補助金は最高120万円です。
これは、広い家でもコンパクトな家でも変わりません。
長期優良住宅の場合75㎡(22.7坪)以上の広さが必要ですので、
それに近い面積の坪数を建てれば補助金のメリットを最大限活かす事が出来ます。
3、子供はリビングで勉強した方がいい
一人ひとりのお子さんに部屋を与えそこに勉強机を置いくというご家庭がまだまだ多いのですが
データによるとリビングで勉強している子供の方が成績がいいそうです。
親の目が届く方が集中して勉強が出来る等の理由があるそうです。
4、将来のことを考えると広い子供部屋はいらない
こんなことを書くと寂しい気持ちになるかもしれませんが、
お子さんが自分の部屋を使う時間は結構短いのです。
多くのご家庭が小学校低学年まではご両親と同じ部屋で寝ています。
小学校高学年から高校生くらいまで自分の部屋で過ごしますが、
ほとんどの方がその後進学や就職し両親とはなれて暮らします。
結婚して自分達の家を建ててしまうと実家は夫婦二人になり、
子供部屋は物置になってしまいます。
お子さんが小学校高学年から高校生までの期間は約9年間です。
この期間のために無理をして大きな部屋を作る必要は本当にあるのでしょうか。
5、税金も安くなる
固定資産税や不動産取得税も安くなります。
さらに長期優良住宅にすれば固定資産税は5年間1/2になります。
6、光熱費がおさえられる
暖房費や冷房費は面積(体積)が小さくなれば少なくて済みます。
暖房器具や冷房器具も小さな物でいいので、イニシャルコスト
ランニングコストも少なくなります。
いかがでしょうか?
次回は、コンパクトでも有効に使えるプランについてお伝えします。
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