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インテリアのこと

2021.06.03

長野市の定額制住宅(オプション多数)S様邸BOHOインテリアの家

こんにちは! おかげさまで創業72年。 自然素材・木の家専門店 田中建築株式会社です。     本日は定額制住宅の魅力をお伝えしたいと思います。S様邸はオプションをたくさん取り入れたので、S様ご希望の素敵なインテリアになりました。S様のご希望はBOHOスタイルのインテリアでした。BOHOは前回のブログでご紹介しましたが、アーティストやデザイナーが多く住んでいたニューヨークのソーホー(SOHO)と放浪的な生活を意味するボヘミアン(Bohemian)を掛け合わせた言葉で最新のインテリアスタイルです。   内装に関してはニューヨークの都会的なイメージでプランが決定しました。家具や雑貨等でボヘミアンを意識した提案をし、施主様の居心地の良いBOHOスタイルのインテリアが完成します。パブリックスペースは「かっこいい」空間を、プライベートスペースは「エレガント」空間を取り入れたので、今後インテリアの流行りなどに左右されることなく、家具を変えれば、また違ったインテリアを楽しめるお家となります。 是非今後お家を検討している方の参考にしていただけると良いと思います。       玄関のご紹介です。S様邸の外観は塗り壁にするか?ガルバリウム鋼板にするか?非常に迷われていました。そこで設計の藤村が玄関廻りのみ塗り壁という提案をしたところ、施主様もとても気に入ってくださいました。遠くで見ると色は同じ黒なのでとても馴染みが良く、近くで見るとその質感の違いがとても素敵です。       リビングのご紹介です。リビングドアはデザインを打合せして黒塗装をしました。BOHOインテリアがご希望ということで、塗りつぶしの黒ではなく、少し木肌が見えるようなアンティーク加工に近い黒の塗装をしてもらいました。 田中建築のドアは全て手作りです。建具屋の三木さんに作ってもらいました。       S様は猫を飼っていますので、リビングから出入りする箇所のドアには猫用の出入り口を設置しました。       LDは木の暖かさと鉄骨を組み合わせ、無機質な空間にならないようにバランスを整えてあります。   リビングの一部は吹抜けになっていて窓から空の様子が見れて毎日が楽しみですね。     ダイニングはキッチンすぐ横に配置し、家事動線が楽なプランとしてあります。料理を出したり、片付けるのもとても効率的になります。     ダイニングの天井はレッドシダーを貼って、とてもおしゃれな空間となりました。 レッドシダーは全ての無垢の床材ととても相性が良く、アクセントとして使うのはとても効果的です。     こちらのダイニングテーブルは会長に作ってもらいました。床と同じレッドシダーの床材をヘリンボーン柄に配置しました。テーブルを置いたとき、床との馴染みがとても良いです。テーブル寸法は、作業動線がきちんと確保できるサイズにしました。       キッチンはカウンターを作ってリビングと開放的につなげるプランが現在最も多いのですが、S様は壁面をしっかり作り、キッチンを独立させたプランです。キッチンは内部窓を作ることによってリビングとの繋がりを持たせました。キッチンで家事をしていてもリビングでのご家族の様子が分かります。また、独立させたキッチンは常にシンク内部をきれいにしておかなくても、来客時には困りません。     キッチン前の壁面です。こちらの格子は鉄製のように見えますが、木で作製して鉄のような質感を出しています。 木で作る場合の方が鉄よりコストが安くなります。階段のアイアンとの相性もとても良く施主様も気に入ってくださいました。 最近の海外インテリアでは、内窓を作るインテリアがとても流行っています。 内窓のデザインは打合せ可能ですので、好きなデザインで作製できます。施主様持ち込みのガラスを壁面に設置することも可能です。     階段はスケルトン階段とし、壁面にスポット照明を配置して踏板の隙間から光が差し込むようにしました。夜はとても素敵な光の演出ができます。   階段を上ると開放的な2階廊下へと繋がります。     2Fはプライベートスペースとなります。 主寝室はS様のリモートでの仕事も兼ねており、プライベートのスペースと仕事のスペースを分けるために床に段差を設けています。     天井は勾配天井を採用してとても高いので部屋がさらに広く見えます。 仕事をしていても息抜きができるように外の景色を楽しんでいただきたいと思います。     こちらの段差は最初のプランでは、アイアン手摺を設置する予定だったのですが、工事途中で設計の藤村が現場を見たところ、この段差を利用し、家族が集った時に座ることができるよう設置は保留にした方が良いとの提案をしました。藤村の提案に施主様も私も納得して、設置なしで決定しました。3Dイメージパースでのアイアン設置もとてもおしゃれな雰囲気になって良かったのですが、手摺をなくしたことにより部屋が開放的になり広々と見えます。 アイアン手摺の設置は将来的にリフォームで可能ですので、高齢になったときに目の衰えで段差が見えにくくなり、つまづきなどで危ないなと思ったら設置検討をしていただくのも良いかなと思いました。(福祉住環境の観点からのご提案です)     2人のお子様の部屋は同じ色のアクセントクロスを貼り、机とクローゼットを造作しました。机のサイズは自由にオーダーできます。その部屋の大きさにあった机は市販の家具と比べてその空間で生活しやすいスペースをきちんと確保できますので、使いやすいと思います。     水廻りのご紹介です。     トイレは一部壁面のみアクセントにするか?全部の壁面に同じクロスを貼るのか?S様は迷われていましたが、全体にBOHO柄のクロスを貼ることにしました。いろいろな柄を検討されていましたが、S様のお好みの柄は輸入クロスが多くてお値段も非常に高価でした。このクロスはLAURA ASHLEYのブランドクロスなので通常のクロスより高いのですが、光が当たった箇所のみ花柄が浮き上がって見えてとても素敵な空間になりました。     洗面脱衣室は広めのスペースを取り、造作の洗面台と大容量の棚を設置しました。洗面台のカウンターも広いので使い勝手はとても良さそうですね。室内物干しも設置したので、洗濯物が乾いたらタオル等すぐに収納が可能です。   最近の施主様のプランは、働いている方が多いので室内干しが主流であり家事を手短にできるようにするプランニングは非常に大事だと思っています。女性設計士の藤村が生活に密着したプラン作成をしてくれるので、是非ご相談くださいね。   S様邸は見学会で来てくださったお客様に大好評でした。S様ご協力ありがとうございました。S様は高田モデルハウスを見学して気に入ってくださり、当社を選んでいただきました。   高田モデルハウスのテイストを加えながら、S様オリジナルのご希望の家になったことを私達も嬉しく思います。いつも私達に気を使ってくださり、楽しい打合せをさせていただきました。好きなものに囲まれたS様ご家族の生活をこれからたくさん楽しんでいただきたいです。   このように、かっこいいデザインの内装は一般的には無機質になることが多く、家具やカーテンなどで柔らかさを表現する必要がありますが、木をたくさん使った田中建築の家はナチュラルで温もりを感じるインテリアが実現できます。 田中建築ではどのようなテイストの家も実現可能です。是非好きなデザインの家をご相談ください。     私たち田中建築株式会社は、 「家づくり」を「幸せづくり」にするという信念があります。 それを実現するための方法は、ファイナンシャル・プランの見直しと 自然素材をふんだんに使ってデザインされた木の家です。 同じ志を持った協力業者と共に お客様の思いに寄り添う、顧客密着の工務店です。        

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