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熟練大工の技!!構造材の墨付け・手刻み

2022.06.13


こんにちは。
おかげさまで創業72年。
自然素材の木の家専門店 田中建築株式会社
アドバイザーの中山聖子です。

 



 

いいづなコネクトへ移転する前の事務所は現在も工場として稼働しており、様々な木材の加工をしています。

先日も構造材に使用する木材の「墨付け・手刻み」をしていました。

家を建てる時、在来工法では梁や桁、柱などそれぞれの材の接合部に「継ぎ手」や「仕口」という凹凸加工をほどこし、それを立体パズルのように組み上げ、家の骨組みをつくります。

近年の木造建築では80%以上の建物が材木の加工をプレカット(工場で機械で刻む)によって建てられています。プレカットが主流になる前は、大工が一棟一棟墨付け・手刻みをして加工していました。

田中建築でも現在ではほとんどの建物はプレカットされた木材を使用していますが、熟練大工技術の継承をしていくためにも、勉強を兼ねて「墨出し・手刻み」をすることがあります。

昔ながらの伝統技術を受け継いだ大工は、用途によって木材を選別したり、捩れや曲がり、歪みを調整する技術を持っています。一本一本の材料に墨を付け、ノコギリや鑿(のみ)を使って手作業で加工を行う工程が「手刻み」と呼ばれます。

 

それでは熟練大工のコメントを添えながら「墨出し・手刻み」の様子をお伝えしていきます。

この木材を見て、歪みや曲がりがわかりますか?



 

私は全くわからなかったのですが、熟練大工は一目見て、ミリ単位の歪みや曲がりを判断することができます。
「曲がりを見てその木をどうゆう風に使うか、それを考えて墨付けをしていく。
ただ、木をそのまま使えばいいというわけではない。」
「例えば梁は特に曲がっている方を上にしないと雪の重みで歪んできてしまう原因になる」



 

図面に照らしながら墨付けをしていきます。
墨付けとは木材をカットする前に印を付ける作業です。
「これで全てが決まる。大切な作業」



 

こちらは木材に合わせると中心がわかる工具です。
「昔は今よりもっと大きく曲がっている木が多かったので、このような工具は使えなかった。芯墨を出して、中心を取ってから図っていた」



 

墨出しが終わった木材を加工していきます。



 

細かなところは手作業でカットしていきます。



 

更に細かなところはノミを使って削ります。
角が当たってしまうと角が取れてしまったりするので削っていきます。



 

 



 

これを凹凸を合わせて組み合わせていきます。



 

墨付けとカットする大工が何度も打合せ話し合いを行い、感覚を合わせていきながら築き上げていきます。
熟練大工の技術はこうして確実に受け継がれていきます。



 

ちなみに、私もノミを触らせていただきましたが、創造以上に力が必要でした。
また、ガタガタになってしまい、綺麗に削ることができないのです。
「ガタガタってなるのは木の逆方向から削っているから、反対から削るとスムーズ」と教えてもらい、反対から削ると大変スムーズでした!
熟練大工は木をよく知り、木の特性を見極めて日々作業しているのですね。

最近ではDIYも流行っていますが、やはりこうした大工の技術はいつの時代も必要だなと思いました。また、見習い大工が棟梁となれるようご指導いただけることは大変ありがたいことです。



 

 

私たち田中建築株式会社は、
「家づくり」を「幸せづくり」にするという信念があります。それを実現するための方法は、ファイナンシャル・プランの見直しと自然素材をふんだんに使ってデザインされた木の家です。
同じ志を持った協力業者と共にお客様の思いに寄り添う、顧客密着の工務店です。

 

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7/2.3完成見学会→https://www.tanaka-kenchiku.com/information/13707/

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