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家づくりのこと

2022.04.01

O様邸 土台敷と上棟

こんにちは。
おかげさまで創業72年。
自然素材の木の家専門店 田中建築株式会社
アドバイザーの中山聖子です。  

先日、長野市O様邸にて土台敷がありました。

「土台敷」とは基礎コンクリートの立上り部分に土台を設置し、大引を設置していく作業です。基礎も大事な工程ですが、この土台敷きや、このあとの構造部分は住宅の骨組みとなる大変大事な工程です。

土台敷につきしては以前のブログで途中までご説明させていただいておりますので、今回はその続きからアップさせていただきます。以前のブログはコチラ    

土台と土台の間に大引きを設置していきます。
大引きは鋼製束でで支えます。

大引きも土台と同じように何か所もレベル(高さと並行)を測っていきます。
レベルを測るお手伝いをさせていただいたのですが、レベル測量機も水平に保たれて設置されているので、むやみに計測器付近を踏んでしまうとズレてしまいます。とはいえ、計測器に近づかないと計測はできないので、機械を動かさないように慎重に、思っていたよりも、かなり気を使いながらの作業でした。


大引は鋼製束の高さで調整していきます。
水平器を土台の上に垂直に立てて、先ほどの計測器で計測するのですが、この水平器を水平に保つものグラグラしてしまって、なかなか難しかったです。


鋼製束を置く部分は基礎断熱をくり抜くことになるので、設置後にウレタンフォームできちんと塞いでおきます。
このような細かい作業の積み重ねでC値0・5以下。UA値0.4以下を標準とできるのですね!


施工中もこまめに掃除をしていました。 現場がきれいに整理整頓されていると安心安全も保てます!


床合板を貼っていきます。床合板とはフローリングの下に貼ってある厚い板のことです。隅と合わせて置いていきます。

床合板を貼ったとたんに土台が見えなくなってしまったので、あれだけの技術と気遣いが詰め込まれた土台が見えなくなってしまうのは「もったいない」と思いました。
基礎と土台はお家を支える大切な要素ですが、着工して最初の頃にしか見ることのできない部分です。皆さん、ご自身のお家の基礎、土台の状態は見れるうちに見ておいてくださいね。  


床合板にビスを打ち込んで固定していきます。
このビス打ちをきちんとしておかないと「床鳴り」の原因になったりするそうです。 お家づくりって本当に奥深いですね!


この合板、私も持たせていただきましたが、めちゃくちゃ重たかったです!!
平面でも2歩くらいしか歩けませんでした。
大工さんたちはこの合板を持ち上げて、土台や大引の上をスイスイと運んでいくので、すごいなと思いました。


防水シートし敷いていきます。 初めに大きなロール状の透明シートで覆います。


最後に防水シートをかぶせて完成です! これで雨が降っても安心ですね!


数日後、いよいよ上棟の日を迎えました!


上棟工事では柱や梁、間柱や床合板などを順次施工していきます。
どの材料も重たく、大きいです。
その時に活躍するのがクレーンです。
専務の大川がクレーンに木材をかけていきます。
こちらの作業は玉掛けと言って、資格が必要です。


上棟の日の作業は2階は床がまだ貼られていないので、危険を伴う作業となります。大工の皆さん全集中!で作業していました。  

夕方、お施主様を迎えて上棟式を行いました。 工事の安全と無事にお家が建ちますようにみんなで祈願いたしました。


O様邸は「花火ビューできる広々ファミリースペースのあるお家」です。
完成が楽しみですね(^^)    

私たち田中建築株式会社は、
「家づくり」を「幸せづくり」にするという信念があります。それを実現するための方法は、ファイナンシャル・プランの見直しと自然素材をふんだんに使ってデザインされた木の家です。
同じ志を持った協力業者と共にお客様の思いに寄り添う、顧客密着の工務店です。    

★イベント情報★

長野市構造見学会
構造見学会in長野市 4/2sat,3sun (tanaka-kenchiku.com)

檀田モデルハウス内覧会
檀田モデルGRANDOPEN! 4/9sat.10sun.16sat.17sun<完全予約制> (tanaka-kenchiku.com)

おやこハグフォト撮影会
おやこハグフォト撮影会inモデルハウス (tanaka-kenchiku.com)  

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