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アドバイザー 齊藤 芙悠子

2024.09.23

職人たちのチームワークと伝統的な木造工法

こんにちは。
おかげさまで創業75年。
自然素材の木の家専門店 田中建築株式会社 
アドバイザーの齊藤 芙悠子です。

先日、田中建築での新築工事現場で「土台敷き」の作業を見学させてもらいました。

前回もその経験を書かせていただきましたが、その時、もうひとつ感心したのが職人たちのチームワークと、伝統的な木造工法の技術の素晴らしさです。田中建築では、柱や梁などの木材を手作業で組み上げていきます。この作業はまさに職人技が光る瞬間です。

伝統的な木造工法の堅牢さ

現場では、あらかじめ使用箇所に合わせて寸法がカットされ、立体パズルのように現場で組みたてていけるように加工され、平仮名や数字が書かれた木材が運び込まれ、職人たちが図面に基づいて正確に組み立てていく姿が見られました。これまで「材料」だった木材が実際に職人の手によって家の土台として形作られていく様子は、とても感動的でした。最初は数が少なく、互いにフラフラと動く柱材が、次第に数多くしっかりと組み合わさって、強固に組み上げられていく家という箱型の骨組みになる様を目の当たりにし、「これは地震が来ても安心して暮らせる家になる」と確信しました。

田中建築が採用している木造工法は、昔からの伝統を守りつつ、現代の技術と組み合わせることで、強度を高めています。木材は加工される際、一本一本に違いがあり、職人たちは時にその木ごとの性質を見極めながら作業を進めて行きます。この技術と経験が、仕上がりの違いになると感じますし、優れた経験と技術は田中建築の家づくりの基盤となっています。

職人たちのチームワーク

作業を見ていて印象的だったのは、職人たちの息の合ったチームワークでした。世代や経験の違う職人が、互いの意見を尊重し合いながら、次の工程を見越して動く姿は見事でした。彼らは、自分自身が今なすべきことを瞬時に判断し、次の作業をスムーズに進めていきます。

作業はいわば小さなハプニングの連続。つど必要になってくる調整に、全員が協力し合い、問題を即座に解決していました。職人たちのチームワークと、豊富な経験に基づく技術が、強固で安心な家づくりを支えているのだと感じました。技術はもちろんですが、職人たちのチームワークや協力する姿勢が、家づくりの現場において非常に大切であることを体感した1日でした。これからも、田中建築が手がける家づくりの背後にある職人たちの努力と技術をご紹介していければと思います。

私たち田中建築株式会社は、 「家づくり」を「幸せづくり」にするという信念があります。
それを実現するための方法は、生涯に渡るお金の計画を立て実行すること、
自然素材を使ってデザインされた高性能な木の家を建てることだと信じています。
同じ志を持った協力業者と共に お客様の思いに寄り添う、顧客密着の工務店です。

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