ブログBLOG

広報 中山 聖子

NEW

2025.09.08

気密測定を行いました!C値0.2のお家

こんにちは。
おかげさまで創業76年。
自然素材の木の家専門店 田中建築株式会社 広報 中山聖子です。

先日、S様邸にて 気密測定 を行いました!
皆さん、「お家の気密」って聞いたことはありますか?

実はこれ、これからの住まいの快適さや省エネ性に大きく関わる、とても大切な性能なんです。
どんなに良い断熱材を入れても、家に隙間が多ければ、そこから冷たい空気や湿気が入り込んでしまいます。
つまり「断熱」「気密」はセットで考えなければ、本当の快適さは得られないんです。

そこで行うのが「気密測定」。
専用の機械を使って、お家全体の隙間の大きさをチェックする、大切な検査です。


気密測定とは?

検査機関の方が現場に来て、測定用の機械を設置していきます。
このロケットのような装置、実はこれが 気密測定に使うファン なんです!

このファンで家の中の空気を外に送り出し、わざと「負圧」の状態をつくります。
その状態でどれくらい外から空気が入ってくるかを調べることで、家全体の隙間の大きさを測定できます。

その数値を「C値(相当隙間面積)」と呼び、数値が小さいほど隙間が少なく、気密性が高いお家であることを示します。

・C値 5.0 以上 … 昔の一般的な住宅
・C値 1.0 以下 … 高気密住宅の目安
・C値 0.5 以下 … 全国でもトップクラスの性能


今回の結果は「C値0.2」!

今回測定したお家は、なんと C値0.2 という非常に優れた結果となりました👏
これは、延床面積およそ100㎡のお家で「名刺半分ほどの隙間しかない」というレベル。
大工さんたちが柱・建具・サッシ周りまで丁寧に施工してくれた結果です。


なぜ気密が大事なの?

気密性が高いお家は…

  • 冷暖房効率が良く、省エネ

  • 結露やカビの発生を防ぎ、家が長持ち

  • 計画換気がしっかり働き、空気がキレイ

つまり、快適さと健康、そして建物の寿命にまで関わる大切なポイントなんです。


まとめ

数値で見るとちょっと専門的に感じますが、「C値0.2」というのは大工さんの技術と丁寧な施工の証。
これから暮らすご家族にとって、安心で心地よい住まいができあがっていることを示しています。

引き続き、現場の様子や完成までの工程をブログでお伝えしていきますので、ぜひ楽しみにしていてくださいね✨

_______________________________________

私たち田中建築には、「家づくり」を「幸せづくり」にするという信念があります。
それを実現するための方法は、生涯に渡るお金の計画を立て実行すること、
自然素材を使ってデザインされた高性能な木の家を建てることだと信じています。
同じ志を持った協力業者と共に、お客様の思いに寄り添う、顧客密着の工務店です。

一覧に戻る