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代表取締役 田中 慎也

2022.09.16

暮らしを豊かにする、内と外をつなぐ中間領域とは?

こんにちは。
おかげさまで創業73年
自然素材の木の家専門店 田中建築株式会社
三代目 代表の田中慎也です。

内と外をつなぐ中間領域

内と外をつなぐ中間領域

今回は、中間領域についてのお話です。
中間領域とはお家の中と外をつなげる空間のことで、「完全な室内でもなく、完全な屋外でもない」と言ったらいいでしょうか、そんな曖昧な空間のことを指します。

例えば、昔ながらのおじいちゃんの家の縁側、土間、お寺の軒下、オープンテラスのカフェなどを想像していただけるとイメージが付きやすいかもしれません。上記の写真も弊社の施工事例ですが、ウッドデッキの上には屋根がありそこが中間領域になっています。

最近の住宅は、高気密、高断熱で窓の数も少なく、考え方として家は家。外(庭)は外と完全に分けて考えてしまっているように感じられます。また、防犯上やプライバシーを守るといった意味でそのように考えるようになってしまったのかもしれません。お客様とお話をしていても、どうしてもお家の間取りだけにとらわれてしまい、外とのつながりといったところまでは考えが行きつかない方もいらっしゃいます。

ですが、私たちの会社ではこの外と内をつなげる中間領域を大切に設計していきたいと考えています。なぜなら、この中間領域が暮らしを豊かにしてくれるからです。

 

想像してみてください。

ウッドデッキで友達を呼んで楽しくバーベキューをする。夜には子供たちが花火をしながら、スイカを食べる。お庭にドックランをつくりウッドデッキから愛犬が元気に遊んでいるところを眺める。気持ちのいい朝に、ゆっくりとコーヒーを飲んでくつろぐ。など・・・。

さらにお庭に植栽をしっかりすればより四季を感じながら過ごすことが出来ます。木々や花の香、色、小鳥のさえずりなど、中間領域をつくることによって癒しの効果も期待できます。共働きで忙しいご家族だからこそ、憩いの場所としてもぜひこの中間領域を取り入れたお家にしてみてはいかがでしょうか?

プランに関するご相談は「お家づくりカフェ」などでも承っております。ご相談をお待ちしております。

 

私たち田中建築株式会社は、
「家づくり」を「幸せづくり」にするという信念があります。
それを実現するための方法は、ファイナンシャル・プランの見直しと自然素材をふんだんに使ってデザインされた木の家です。
同じ志を持った協力業者と共に お客様の思いに寄り添う、顧客密着の工務店です。

 

 

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