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2022.10.10

日本の森林状況

こんにちは。
おかげさまで創業73年
自然素材の木の家専門店 田中建築株式会社
アドバイザーの増田です。

弊社は、木造住宅ですので当然構造体は木を使いますし、また床材は無垢床を使うので、以前樺桜パイン材の事についてブログを書きました。

木の事について色々調べていくうちに、今の日本の森林状況の事についても興味が出てきてしらべました。そのことについてお書きいたします。

 

日本は木の国

日本は国土面積の67%が森林に覆われてい世界有数の森林大国です。自然環境の観点では美しい観点と豊かな生物多様性を持つ国で産業的な観点からは、豊かな森林資源を持つ国といわれています。日本では、5~6万年の旧石器時代から縄文時代を経て、現代にいたるまで、日本人は生活の中で木の文化を築いてきました。

※森林面積は約2500万ヘクタールです。

※森林の割合が多い県は1位北海道554万ヘクタール、2位岩手県117万ヘクタール、3位長野県107万ヘクタールです。

少ない順は、1位大阪府5,7万ヘクタール、2位東京都7,9万ヘクタール、3位香川県8,8万ヘクタールとなっています。

※農林水産省のデータです。

日本は全国的に十分な降水量があるため、樹木が育つのに適した風土になっています。つまり全国どこでも樹木が育つ環境です。地理的環境によると日本は南北に長く、急峻で複雑な地形になっています。このような地理的環境により、水平方向、垂直方向にともに多様な気候をもたらしまので、森林も多様になります。

日本の森林分布

水平方向に見れば、沖縄の亜熱帯から北海道東部の亜寒帯までの多様な気候を持ち、森林もそれに応じて多様になります。沖縄は亜熱帯で多雨林、、その北が暖温帯で照葉樹林、本州中北部と北海道の東部を除く残りの地域が冷温帯で落葉広葉樹林が分布します。北海道東部は亜寒帯で常緑の針葉樹林が分布します。

また、垂直方向に見ると、狭い国土に3000m級の山を持ち、急峻な地形であり低地帯~高山帯まで、高度に応じて気候環境が変化し森林もそれに応じて多様になります。標高が高くなると一般に気温が低くなります。山岳上部は亜寒帯の常緑針葉樹、その下に落葉広葉樹林、さらにその下に低山帯・丘陵帯は照葉樹林が分布しています。なお、亜高山帯はの上には、高山帯が存在し、低木材が分布します。

最後に

日本は多様な気候帯などの環境の変化に対応して様々な森林分布が存在します。1000種以上もの多様な樹木が存在し、それぞれの環境に適応しながら生育しています。

 

 

私たち田中建築株式会社は、

「家づくり」を「幸せづくり」にするという信念があります。それを実現するための方法は、ファイナンシャル・プランの見直しと自然素材をふんだんに使ってデザインされた木の家です。同じ志を持った協力業者と共にお客様の思いに寄り添う、顧客密着の工務店です。

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