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代表取締役 田中 慎也

2022.09.15

家の性能は落とさずにコストダウンする方法!

こんにちは。
おかげさまで創業73年
自然素材の木の家専門店 田中建築株式会社
三代目 代表の田中慎也です。

住宅資材の高騰が続いています。そのせいで、お家の建築費も上がるばかりです。そこで今回は設計の視点から、性能を落とさずにコストダウンをする方法をお伝えしたいと思います。

1,無駄なスペースをなくしてコンパクトでも快適な空間をつくる

家はやはり面積が小さければ値段も安くなります。必要最低限の面積でお家を建てることはこれからの時代には必要なことかもしれません。それによって住宅の価格は抑えることが出来ますし、暖房や冷房にかかるイニシャルコスト、ランニングコストともに抑えることが出来ます。

また、コンパクトというと面積ばかりを考えてしまいがちです。リビングは○○帖におさえて・・・など。

ですが、もう一つの視点が高さをおさえることです。高さとは、家全体の高さや天井の高さのことを指します。高さをおさえることによって壁の面積が少なくなるためその分の材料を減らすことが出来ます。さらに、体積も小さくなることから暖房や冷房にかかるコストもよりおさえることが出来ます。

そんなことをしたら窮屈な家になってしまいそうですが、空間にメリハリをつけることでとても快適な家になります。詳しくは前回のブログをお読みください。

こちらのブログを参照してください。「無駄なスペースをなくして部屋を広く見せようよう!」

2,窓の数を極力少なくする

窓の数を減らすことによってコストを抑えられることはもちろんですが、実は窓は家の断熱性能にも大きくかかわってきます。暖房の熱が逃げてしまうのは約58%が窓からと言われています。ですから、必要のないところには極力窓はつけないほうがいいのです。

ですが、「窓が少ない家はなんとなく暗い感じがしていやだなー」そう思われる方もいらっしゃるかもしれません。

ご安心ください。こちらも窓の配置や大きさを工夫することで少ない窓でも十分に明るい空間をつくることが可能です。また、これはコーディネート的に言ってもそうなのですが、壁紙は基本は「白」をお勧めします。「白」は部屋を明るくする効果がありますし、長く住んでも飽きが来ません。家具を配置した時にもミスマッチが起こりません。

3,ドアの数を極力少なくする

窓同様、ドアの数を減らすことによってコストを抑えることが出来ます。ドア1か所の価格は施工手間まで入れると8万円以上になります。ですから、トイレや、脱衣、寝室など本当に必要なところ以外はなるべく少なくするほうがいいと思います。

収納などもウォークインタイプにすることで、ドアの枚数を減らすことが出来ますし、子供部屋の収納などは扉がなくても十分だと私は思います。

また、間取りを工夫することでドアがなくても見えない収納をつくることも可能です。

以上、3つの方法を今回はお話ししました。特に大きくコストダウンできるところでもありますので是非参考になさってください。

 

私たち田中建築株式会社は、
「家づくり」を「幸せづくり」にするという信念があります。
それを実現するための方法は、ファイナンシャル・プランの見直しと
自然素材をふんだんに使ってデザインされた木の家です。
同じ志を持った協力業者と共に お客様の思いに寄り添う、顧客密着の工務店です。

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