ブログBLOG

代表取締役 田中 慎也

2017.07.26

住宅ローンが通らない10の原因

こんにちは!
おかげさまで創業68年。
子育て世代のための自然素材・木の家専門店
田中建築株式会社 三代目 代表の田中慎也です。

 

暑い日が続きますね。

昨日は東京でセミナーに参加してきましたが、
東京も暑いです。

さて、本日は住宅ローンのお話です。

 

これに当てはまる方は要注意 !

住宅ローンを組む際
「この人は本当に貸しても返済してくれるのか」
という銀行の審査があります。

これをクリアしないと、住宅ローンは組めません。

では、住宅ローンを組めない方には
どんな原因があるのでしょうか。

 

1、年収が300万円以下の方

これは銀行によって違いますが、年収の最低条件が定められていますので
確認が必要です。

 

2、それぞれの返済額をたして年収の30%を超える方

ローンの月々の返済額は年収の30%までと決まっています。
車のローンやカードローンを住宅ローンの
返済額にプラスして30%を超える場合は
借りることが出来ません。

また、携帯電話の分割払いもこれにあたりますので注意が必要です。

 

3、自己資金が少なすぎる方

工事金額の最低1割は自己資金が必要です。
工事金額が2000万円なら200万円の頭金が必要です。

 

4、債務整理をしたことがある方

自己破産はもちろんですが
最近テレビコマーシャルでよく流れている
「過払い金返還請求」もこれにあたります。

完済したものについては、金融庁が
信用データベースに反映させないという方針を
出したのですが、残高がある状態で過払い金請求
をしてしまうと印象が悪くなります。

 

5、自営業の方、経営者の方

基本的にこの方たちの審査は厳しいです。
また、自営業の方は実際の所得よりも低く申告しているケースが多く
審査の時に非常に印象が良くありません。

経営者の方も、過去三年間に赤字がある場合は審査は厳しいです。

 

6、クレジットカードの使い方がよくない方

便利なクレジットカードですが、
クレジットカードをやたらと多く持っていたり

キャッシングをしていたり、リボ払いをしている方は
印象は良くありませんので注意が必要です。

 

7、勤続年数が少ない方

正社員かどうかも含めて、勤続年数が3年未満の方は注意が必要です。

 

8、税金の滞納がある方

住民税、自動車税、年金、国民健康保険
などの滞納がある方はローンを借りることは出来ません。

 

9、健康状態が悪い方

銀行ローンの場合は団体信用生命保険という
亡くなった時に残りのローンがチャラになる
生命保険に入る必要があります。

健康状態が悪いと、その生命保険に入れないため
ローンが借りれないということがあります。

しかし、この場合「フラット35」
住宅金融支援機構のローンであれば
団体信用生命保険の加入は任意ですので
ローンを組むことができます。

 

10、借入時年齢、完済時年齢の制限外の方

一般的に借入時の年齢は、20歳以上70歳未満
完済時の年齢は80歳以下という条件があります。

以上のことに当てはまる方は、注意が必要です。

 

実施設計や詳細見積もり作成に入る前に「仮審査」を受けることが大切です。
その結果を確認してから家づくりを進めていかなければ
思わぬ、時間の無駄になってしまうからです。
見積書などの一定の書類があれば「仮審査」を受けることが可能です。

 

また、仮審査で通ったとしても本審査で通らない場合があります。
この原因として意外なものは携帯電話の分割払いです。

 

携帯電話の分割払いを申告していなかったために
希望額まで借りることができなかったという事例もあります。

ローンや分割払いと名の付くものはすべて申告しましょう。

仮に審査が通らなかった場合でもすぐにあきらめる必要はありません。
原因を調べ、それをクリアすることができれば住宅ローンを組むことができます。
そういったことを専門で行う会社もありますのであきらめる前にご相談ください。

 

 

私たち田中建築株式会社は、
「家づくり」を「幸せづくり」にするという信念があります。

それを実現するための方法は、ファイナンシャル・プランの見直しと
自然素材をふんだんに使ってデザインされた木の家です。

同じ志を持った協力業者と共に
お客様の思いに寄り添う、顧客密着の工務店です。

一覧に戻る