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誰でもわかる。中古住宅を購入する場合の3つのポイント
2017.12.01 こんにちは!
おかげさまで創業68年。
子育て世代のための自然素材・木の家専門店
田中建築株式会社 三代目 代表の田中慎也です。
近年、中古住宅に対する関心が高まってきています。
中古住宅を購入して、リノベーションすれば、土地を買って
新築するよりも安く自分の家が持てるというメリットがあるからです。
上記の写真のように、リノベーションすることも可能です。
しかし、中古住宅を購入する際は細心の注意が必要です。
一般の方がいい中古住宅か、悪い中古住宅かを見分けることは非常に難しいと思います。
出来れば、購入する前に工事を依頼する建築会社を決め、
その技術者と一緒に見に行ってもらうことをおすすめします。
その中で、一般の方でも確認できる
必ず押さえなければならないポイントをお伝えします。
1、築年数を確認する。
これは、耐震基準を満たしているかどうかを確認するためです。
耐震基準は昭和56年6月1日に改正されました。
建築確認申請の日付けが、昭和56年6月1日以降の建物であれば
図面上の耐震基準は満たしていることになります。
ですので、最低限昭和56年以降に建てられた建物をおすすめします。
リフォームの補助金を使う時にも、有利になります。
しかし、ここで注意が必要なことがあります。
それは、山間部などの地域は、昭和56年頃では確認申請がいらなかった地域があります。当社のある飯綱町でも、2年前まで確認申請が必要ありませんでした。そういった地域の中古物件では、昭和56年以降の建物でも耐震基準を満たしているか確認が取れないので注意が必要です。
2、基礎部分をしっかり確認する。
建物を支える重要な基礎部分。
ここがしっかりしていないと、見た目がよくなっても安心して暮らすことはできません。
そこで、一般の方でもわかるポイントは2つです。
先ずは、基礎に大きなひび割れがないか確認します。
髪の毛より少し太い程度のひび割れは問題ありませんが、見た目で明らかなものは地盤が沈下していたり、鉄筋が入っていなかったりと重大な欠陥があると思っていいと思います。そういった中古物件を買うのは避けましょう。
次に、床下部分です。
床下をのぞき込み、地面がかびていたり、湿気がすごい場合や基礎内部が結露しているようなお宅は避けましょう。
湿気が大好きな、シロアリがいる可能性があります。
基礎の立ち上がり部分に土の道(蟻道)がある場合は完全にシロアリに侵されています。
3、天井に大きなシミがないか確認する。
天井にシミがあるお宅は雨漏りしています。
それに気付かず、長年放置してあると、柱や梁が腐っている可能性があります。
そういった家は避けた方がいいでしょう。
以上、ご紹介したポイントをおさえて中古物件を購入しないと大きな費用が発生することになります。
場合によっては、新築と変わらない費用がかかり、「こんなことなら最初から新築にしておけばよかった。」となりかねません。
そうならないためにも、しっかりと3つのポイントをおさえてください。
出来れば、プロと一緒に中古物件を見ることをおすすめします。
私たち田中建築株式会社は、
「家づくり」を「幸せづくり」にするという信念があります。
それを実現するための方法は、ファイナンシャル・プランの見直しと
自然素材をふんだんに使ってデザインされた木の家です。
同じ志を持った協力業者と共に
お客様の思いに寄り添う、顧客密着の工務店です。