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リフォームのこと

2015.08.17

浴室の手すりにも色々種類がある?!

こんにちは!

おかげさまで創業66年。

子育て世代のための自然素材・木の家専門店

田中建築株式会社 設計担当の野上いづみです。

 

 

 

近年、高齢者のためのリフォームの一環として

浴室やトイレなどに手すりをつけるご家庭も増えています。

 

 

若いころとは違って動きが緩慢になるため

日常生活の些細な場面でも

ケガの原因が潜んでいるので

動きを補助できる手すりはとても便利なアイテムです。

 

 

最も転倒などの事故の多い浴室には

いろいろな種類の手すりがあり

 

高齢者の目線に立って取りつけることが大切です。

 

 

まず脱衣室では衣類を脱ぎますが

そこから浴室に入るための

移動用手すりがあると便利です。

 

脱衣室では椅子などを設置すれば

転倒の危険を回避しながら衣類を着脱できるので

余計なものはできるだけ置かないで

座れるスペースを確保しましょう。

 

 

そして、浴室への出入り口では

ドアの開け閉めで体勢が不安定になりやすいので

手摺があるといいでしょう。

 

 

また浴室に入り、洗い場での立ち座り

浴槽出入り用の祭に

手すりにつかまりながら行なえると

動作も楽にできます。

 

 

最近のユニットバスの浴槽も

浴槽の淵をもって出入りできるように

握りやすい形状になっているものや

浴槽内も座った姿勢が楽に保てるように

考えられているものもあります。

浴槽内でも滑らない椅子も開発されているので

ひざや腰に負担がなくゆっくりとお湯につかれます。

 

そして浴槽内立ち座り用手すりがあれば

さらに転倒の危険がなく立ちあがれ

介護者も負担が少なくなるので

 

用途に合わせて設置することをおすすめします。

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