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代表取締役 田中 慎也

2018.08.22

気になる!消費税の増税と注文住宅を建てる時期

こんにちは。
自然素材の木の家専門店 田中建築株式会社
三代目 代表の田中慎也です。

2014年、消費税は5%から8%に引き上げられました。
引き上げられる直前、駆け込みで大きな買い物をされた方も多かったのではないでしょうか。

そして、来年の10月1日に10%になるであろう消費税。
現在注文住宅の購入を検討されている方にとって、2%の増税はとても大きいですよね。

それでは消費税の増税は、注文住宅の購入においてどのような影響を及ぼすのでしょうか?

 

□ 消費税8%で建てるためには

消費税8%のままで家を建てるためには、2つのやり方があります。
まずは、引き渡しが来年の9月30日までであれば、消費税は8%のままで建てられます。
あたりまえですが・・・。

もう一つは、契約を来年の3月31日までにした場合です。
そうすれば、10月1日以降の引き渡しでも、消費税は8%のままです。

ですが注意していただきたい点があります。
それは、増工事です。

もし増工事があって、その完成が10月1日以降になってしまった場合は
その増工事には10%の消費税がかかります。

 

 

□ 住まい給付金

住まい給付金とは、誰でも受けられる補助金のような制度です。
50㎡以上の住宅を建て、5年以上の住宅ローンを組み、第三者機関の検査を受けているものであれば対象になります。

この制度は年収に応じて、最大30万円の給付金がもらえますが、消費税が10%になると年収が高い方でももらえるように幅が広がります。
住宅を建てても申請しない方がいるそうですが、もったいないのでしっかりと申請しましょう。

詳しくはこちらを御覧ください。
↓↓↓↓↓
住まい給付金ホームページ

 

□ 消費税増税で価格がアップするもの

消費税増税によって価格の上がるものは、あたりまえですが建物の価格です。

また、土地自体に消費税はかかりませんが、不動産会社に支払う仲介手数料には消費税がかかります。
こちらも10%になりますので、多少手数料が上がります。

 

□ 最後に

消費税増税を免れたいがために、工期を急かすことがありますが、無理に早く作り上げた住宅は安全性が高いとは言えません。
駆け込み工事で急いで作ってコストを下げることができても、施工に不備があったのでは結局、コスト節約にはつながりません。

また、生涯のファイナンシャルプランをじっくり考えずに購入してしまうと、最悪の場合、家を手放してしまうことにもつながります。
消費税が3%から5%に引き上げられた時には、100人中7人が無理な住宅ローンを組み、結局家を手放すことになったというデータもあります。

注文住宅を建てるということは一生に一度といわれる大切なものです。
目先の影響だけではなく長期的な視野で購入を検討しましょう。

 

 

私たち田中建築株式会社は、
「家づくり」を「幸せづくり」にするという信念があります。

それを実現するための方法は、ファイナンシャル・プランの見直しと
自然素材をふんだんに使ってデザインされた木の家です。

同じ志を持った協力業者と共に
お客様の思いに寄り添う、顧客密着の住宅会社です。

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