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家づくりのこと

2018.11.29

単板ガラスと複層ガラスの違い

こんにちは!

おかげさまで創業69年。

自然素材・木の家専門店

田中建築株式会社 インテリアコーディネーターの中村才子です。

 

 

 

田中建築では、家を建てていただいた皆様が快適に過ごせるように高断熱、高気密に力を入れています。
特に家においては窓の断熱性能が家の断熱を左右するくらい大切な一部なのです。
最近の住宅デザインは大きな窓を取り入れるのが主流となっておりますので、
窓の面積が大きければ大きいほど、熱が逃げやすくなります。
そんな窓の断熱のお話をしようと思います。

 

 

一般的な窓はサッシはアルミ製でできていますが、高い断熱性や結露を防ぎやすい方法として、
アルミよりも熱を伝えにくい樹脂製の窓を田中建築では採用しています。

 

コストを抑える会社では、外側がアルミで内側が樹脂というサッシを採用しているところも多いです。
社長は高断熱を推奨していますので田中建築では外側も内側も樹脂製のサッシを標準仕様としています。

 

 

もう一つ窓の断熱において重要な箇所は窓を単板ガラスにするのか?

複層ガラスにするのか?です。

 

 

会社にはこのような実験装置がありますので、実際にどれほどガラスによって熱の伝わり方が違うのか体感できます。

 

単板ガラスとは、ガラスが1枚でできている窓のことです。
複層ガラスは複数枚の板ガラスを重ね、その間に乾燥空気やアルゴンガス等が封入されたガラスです。

当然複層ガラスの方が断熱性能が良くなります。

田中建築では複層ガラスを標準仕様にしています。

 

この実験装置の中には電球が入っていて、室内の様子と同じ状況を再現します。電球は暖房替わりとなります。
しばらく内部を電球で温めて、それぞれのガラスを触れてみると、皆様びっくりされます!

 

 

興味のある方は是非試してくださいね。

 

 

以前、事務所のリフォームに関して記事を書きましたが、北側の会議室に設置している窓のみ、まだリフォームしていないのです。

 

 

 

昼間は11月末といえ、それなりに外気温がありますのでこのようにアルミ+単板ガラスの窓でも結露はありません。

 

夜に営業会議をして、窓側の席に座っていた人達が寒い・・・と言い出しました。

外気温がすごく下がってきますと、アルミ+単板ガラスでは結露が出てきます。

 

 

 

ではリフォームした事務所の他の窓はどうなっているのか?

同じ時間に写真を撮りました。

 

 

 

どの窓も結露はしていません。リフォームした窓は施主様宅でも採用している樹脂+複合ガラスの窓です。
こちらはLIXIL製品となります。

このように断熱性能のしっかりしている窓は室内の暖かさを保ち、外気温を伝えにくい構造になっているのです。

 

 

 

 

実際、家を検討している方の中には、現在のお住まいでアルミ+単板ガラスのご苦労を分かっていらっしゃる方も多いかもしれません。
開放感の溢れる明るい住まいは、窓にこだわっていただかないと、
せっかくの住み心地が損なわれてしまいます。
窓の断熱をきちんと考えて、快適な家づくりをしていきましょう。

 

 

 

 

私たち田中建築株式会社は、
「家づくり」を「幸せづくり」にするという信念があります。

それを実現するための方法は、ファイナンシャル・プランの見直しと
自然素材をふんだんに使ってデザインされた木の家です。

同じ志を持った協力業者と共に
お客様の思いに寄り添う、顧客密着の工務店です。

 

 

 

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