ブログBLOG

代表取締役 田中 慎也

2016.01.09

コンパクトな高性能住宅②

こんにちは!

おかげさまで創業66年。

子育て世代のための自然素材・木の家専門店

田中建築株式会社 三代目 代表の田中慎也です。

 

コンパクト=狭くて窮屈と決め付けないでください。

前回に引き続き、今回もコンパクトな高性能住宅についてです。

コンパクトでも有効に使えるプランについてお伝えします。

 

コンパクトというと狭くて窮屈圧迫感があると思ってしまいますよね。

ですが、平面的にプランを考えるのではなく立体的にプランを考えることで実は圧迫感のない使い勝手のいい家になります。

 

 

その考え方をお伝えします。

 

 

1、見通した遮蔽物(壁)までの距離を遠くする

人が部屋の広さを認識するとき、見通した先の遮蔽物(壁)までの距離で判断しています。

例えば、こんな経験ありませんか?

広いお店だな~と思ったら壁が鏡だった。

 

住宅でいうと、吹抜けがある部屋は広く感じますよね。

吹抜けを作らなくても、リビングに階段をもってくるだけでも広く感じるようになります。

 

また、スキップフロアといって床の高さを1m~1.5mづつ変えていくという方法もあります。

こうすることで、天井の高さも変わり対角線が長くなることから部屋が広く感じるのです。

さらにコンパクトな部屋では、座る位置がなるべく低いソファーにすると部屋が広く感じます。

 

このように広さは、遮蔽物(壁)までの視線の距離によって決まるのです。

その効果をうまく利用し立体的にプランすることが重要です。

 

 

2、窓の高さを一定にしない。

 

普通の家の場合、窓の高さは窓上で床から2mというのが一般的です。

機会があれば観察してみてください。

ほとんどのお宅が、窓の上の高さが同じだと思います。

 

ですが、部屋の使い方によって窓の高さをかえるべきなのです。

 

例えばリビングです。

南側に大きな窓をつけるのが一般的ですよね。

でも前面が道路で視線を遮る庭がない場合、せっかく広い窓をつけても、カーテンを引きっぱなし、なんてことあります。

 

こういった場合、思い切って窓を上下に分けてしまいましょう。

天井、床にあわせて2つ窓をつけ、目線が来る位置に窓がないようにします。

 

こうすることで、カーテンを引かなくても視線を遮ることが出来ますし、光も十分に取り入れることが出来ます。

プライバシーの守られた落ち着く空間になります。

家具の配置も自由に変えられるメリットもでてきますよ。

 

 

3、床下、屋根裏を有効利用する

床下や屋根裏はほとんど使われないスペースになりがちですが、かなりの面積(体積)を占めています。

床下や屋根裏を使えばいいとわかっているけど、その分工事費が高くなるんじゃないの?と考える方も多いと思います。

 

確かにその通りです。

施工面積(工事する面積)が増えれば当然全体の工事金額が高くなります。

ですが、普通に床面積を増やすよりも工事費は安くなります。

 

例えば、同じ床面積(坪数)でも、2階建の家より平屋の方が高くなるのはご存知ですか?

なぜなら、平屋の方が基礎の面積と屋根の面積が大きくなるからです。

坪単価にするとかなり割高になります。

 

この理由から、基礎の面積と屋根の面積を同じにして、床下や屋根裏を有効に使うほうが割安になるのです。

 

 

さらにもう一つメリットがあります。

天井高が1400以下であれば面積に参入されません。

これによって保険料や税金がかからない部分で面積を増やすことが出来るのです。

一覧に戻る