ブログBLOG

インテリアのこと

2017.09.21

飲食店の照明で思うこと。

こんにちは!
おかげさまで創業68年。
子育て世代のための自然素材・木の家専門店
田中建築株式会社 インテリアコーディネーターの中村才子です。

 

 

私はこういうお仕事をしているからなのかもしれませんが、いろいろなお店に行くと照明の配置や効果について、つい考えてしまいます。

 

 

先日友達と居酒屋に行ってカウンターに通されたのですが、ちょうど向かいのカウンターが目線の高さで目隠し用の板が張ってありその板に小さなランプが設置されていました。

 

こんな感じのアンティーク調の照明がたくさん配置されていてお店全体の雰囲気はとてもよかったです。

 

しかし座るとちょうど目線の高さでこの照明が目に入ってしまって前を見て話すことができませんでした。

 

おそらく、向かいの席への視線のプライバーシーを確保することを重視していると思いましたが、眩しさの中で横をずっと向いて話すしかありませんでした。

 

きっとデートにはすごくいいのだろうなぁと思ってしまいました。

 

フランス料理屋さんなどのデートで使うようなお店は、女性の顔がきれいに見える位置に照明を配置するということを聞いたことがあります。

 

 

 

 

身近なところでいくとスーパーの売り場の照明ですね。果物やお肉がとても発色よくきれいに見える照明を使用しています。やはり色がきれいだとおいしいそうに見えますよね!

だから本当の色を知りたかったら、照明が当たらないように手で遮って確認するといいです。

 

NHKの「プロフェッショナル」という番組はご存じでしょうか?

照明デザイナーの東海林弘靖さんのお仕事を見たことがあるのですが、飲食店における料理がどれだけ美味しく見えるか?を照明で表現するというその素晴らしい手法にびっくりしました。

 

コース料理に合わせて照明の照度を少しずつ落としていくとか・・・きっと食べている方は気づきにくい変化かもしれませんが、落ち着いてくつろいでいただける空間作りを照明で演出しているのです。

 

 

 

新しいお店に行ったら照明を見てみてはいかがでしょうか?何となく入っていたお店もまた違った観点で楽しめるかもしれません。

 

 

 

私たち田中建築株式会社は、
「家づくり」を「幸せづくり」にするという信念があります。

それを実現するための方法は、ファイナンシャル・プランの見直しと
自然素材をふんだんに使ってデザインされた木の家です。

同じ志を持った協力業者と共に
お客様の思いに寄り添う、顧客密着の工務店です。

 

一覧に戻る