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家づくりのこと

2017.11.17

ベタ基礎とはなあに?

こんにちは!

おかげさまで創業68年。

子育て世代のための自然素材・木の家専門店

田中建築株式会社 インテリアコーディネーターの中村才子です。

 

 

先日リノベーションを検討されている施主様に中古物件を購入するべきかどうか?で、ご相談がありました。それで現場に出向いて社長が基礎を拝見させていただきました。一般的には、基礎は購入に関してのポイントとして見ている方は少ないかもしれません。しかし、建物を支える基礎は非常に重要な個所であります。

 

 

今、強度の面から、ベタ基礎を推奨する会社が多く、当社も採用しています。

ベタ基礎とはよく聞く用語かと思いますが、実際の当社の現場と合わせて説明しますね。

 

 

 

敷地に基礎の形状に合わせて穴を掘って形を作っていきます。基礎が乗る部分は写真のように石や砂利で固めていきます。

 

 

 

基礎部分の土地を整えたら、防湿シートを敷いて鉄筋を配筋していきます。防湿シートは地面からの湿気を防いで土台の腐食を予防します。

 

 

 

基礎の部分のコンクリートの打設が整いましたら、基礎の立ち上がり部分の型枠を作ります。

こちらのお宅は積雪地のため、立ち上がり部分の高さがある造りとなっております。

 

型枠を作ったら、コンクリートを流して固めます。

 

 

 

コンクリートが固まったら型枠から外して出来上がりです。

 

 

ベタ基礎とはこのように底板一面が鉄筋コンクリートになっている基礎です。

家の荷重を底板全体で受け止めます。地面をコンクリートで覆うため、地面から上がってくる湿気を防ぐので、シロアリも侵入しにくくなるというメリットがあります。

 

 

新築、中古物件を購入予定の方は建物のデザイン性だけではなく、基礎や内部構造を見たうえで、安心して暮らせる家を検討していただきたいなと思います。

 

 

私たち田中建築株式会社は、
「家づくり」を「幸せづくり」にするという信念があります。

それを実現するための方法は、ファイナンシャル・プランの見直しと
自然素材をふんだんに使ってデザインされた木の家です。

同じ志を持った協力業者と共に
お客様の思いに寄り添う、顧客密着の工務店です。

 

 

 

 

 

 

 

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